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4/21「写楽考」マチネ

「一度ナマの堤真一さんが観てみたいな~」という実にミーハーな理由で行った「写楽考」。欲が無いと良席に恵まれるというジンクス通り、プレガであっさり第1希望日の6列目が当選したので観て参りました。

それなのに。ああそれなのに。

かつてないほど眠りこけてしまい半分も記憶に残っているかどうかという超罰当たりな結果に終ってしまいました。うあぁぁぁスミマセン…。



とはいえストーリーが面白くなかったとか、役者の技量がナンだったとか、そういう訳ではないのですよ。むしろ考えさせられる言葉が沢山あったし、どの俳優さんも口跡が非常に滑らかで聞き取りやすくて素晴しいなあと思いました。それなのに何故…?

というわけで感想もスルーしてしまおうかと思いましたが、覚えているわずかな事だけを自分メモ用に書き残しておきます。



◆キャスティング



伊之/東洲斎写楽:堤 真一

重田幾五郎/十返舎一九:高橋 克実

北川 勇助/喜多川歌麿:長塚 圭史

お加代・お春:キムラ 緑子

お米:七瀬 なつみ

萬屋 重三郎:西岡 徳馬




◆ストーリー(断片的な記憶…)



若かりし頃の伊之(写楽)と勇助(歌麿)は同じ家に住み、共に絵師を目指していた。真面目に絵を書き続ける勇助と、大店の女房・お加代との肉欲に溺れる生活を送る伊之が対照的。

ふとした過ちからお加代殺しの罪を被ることになる伊之。お加代との間に出来た不倫の子を抱えて諸国をさすらう事に。数年後、絵師として成功した歌麿の元に変わり果てた姿の伊之が現れる。そこに同席した版元・萬屋重三郎の後押しにより、伊之はお加代殺しで死罪を待つ間、獄中で「写楽」として絵を描き、その絵はまたたくまに江戸中の話題をさらい…





ストーリー展開はなんとなーく覚えていますが、半分以上寝ていては「言葉」を大事にするストプレで致命的な事です…ハア(死)。

「写楽」という題材に相応しく、和太鼓と笛の生演奏が挿入されていました。和楽器の音色は瞬時に場の雰囲気を変えてしまう程効果的で大好きなのですが、この日の横笛の演奏が個人的にはどうもいただけなかったのです。高い音で拍子も早くて技巧的に非常に難しいのはわかるのですが、笛の音よりも息の音の方が大きくて気になってしまって…。歌舞伎で聞く横笛では呼吸音が耳に残った事はなかったので、ちょっと残念でした。



堤さん演じる伊之(写楽)。「うわー腹筋がキレイに割れてる~v」と思いました。ってそれしか観ていないのかジブン…。いやあ大きく開いた着物の襟元から除く胸元が実に色っぽくてねえ。

前半の遊び人っぽい伊之と、後半お加代殺しの罪で放浪して世の辛酸をなめ尽くした伊之との落差が凄かったです。ただ座っているだけでも別人の様に見えました。



幾五郎(舎一九)の高橋克実さん。私にとっては「トリビアの司会の人」だったのですが、出てきただけでパッと場内の空気が明るくなるオーラがさすがだなあと思いました。狂言回しを兼ねているので、冒頭客席から登場するのですが、登場した時点で既に汗だくだったので某吸血鬼ミュージカル作品の助手くんを思い出たり。



お加代のキムラ緑子さん。今回一番スゴイ!と思ったのはキムラさんです。「スウィーニー・トッド」で拝見した時は謎の乞食女。それがまあ今回はなんとも色っぽい女房役。人妻でありながら自ら伊之を出会い茶屋に誘ったり挙句には二股をかけていたり、不倫で出来た子供を何のこだわりもなく伊之に押しつけたり、営みの最中に自分を殺してくれと頼んだりと、言動はとんでもないのに忌まわしさよりも魅力を感じさせてしまうのが不思議。

更に最後にお加代の子供(といっても既に沢山の子持ちになっている)・お春として出てくるのですが、顔を真っ黒にした野良着の立派なオバサン姿が到底同じ人とは思えなくて、てっきり別の人が演じているのだと勘違いしてしまいました。前方席だったので顔を見て「あれ…キムラさんかも…?」と気がつきましたが。いやあ役者ですねえ。お見事!



お米の七瀬さん。私の中では「昼ドラの女優さん」でしたが、舞台向きのとてもよく通るキレイな声!前半は田舎育ちで素っ頓狂なところもあるおぼこ娘。見ていてもどかしい程の純粋さというか視野の狭さというか、下手するとうるさくなってしまいがちなそんなコミカルさもお上手で、客席の笑いを誘っていました。後半で自分の人生を振り返り、それまで他人の為に生きてきたお米が「私にだって幸せになる権利がある」…というようなニュアンスの(汗)セリフを言った時の顔つきがそれまでとガラリと変わって、女ってコワイな…と思いました(苦笑)。



長塚さんと西岡さんについては、このお2人の長セリフのところで意識が飛んでしまう事多々だった為割愛…。やはり私の嗜好がストプレ向きではないのだと改めて認識。今後は大好きな俳優さんが出るとか、すごく興味のある題材だとかでない限りは軽々しくチケットを取るのは止めようと反省。とはいえ今年既にあと3本(「解ってたまるか!」「エレンディラ」「ヴェニスの商人」)ストプレのチケットを握ってますが…眠気覚ましドリンク持参で臨みたいと思います。











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