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4/14「エリザベート」来日公演マチネ

うわーっ。気がつけばもう大阪公演千秋楽を迎えてしまいました…。

そんなわけでとっても今更ですが、滅多に無いウィーンカンパニーの引越公演なので遅まきながら感想を書き残しておきたいと思います。あと曲名はすべて東宝版で記載しますのでご了承を。その方が慣れていて書き易いもので…。



チケ代の高さに遠征を決意するまで時間がかかってしまい、発売開始から暫く経ってチケット手配をした為席は1階席で後ろから数えた方が早い21列。さぞかし遠いのだろうと覚悟していたのですが、いやー梅芸の1階席はめちゃめちゃ観易いですねえ!!舞台との距離は近いし、前の席との段差もかなりあってストレスも全く感じず快適でした。オペラグラスも殆ど使わなかったです。トートとルドルフのキスシーンではすかさず構えましたが(笑)。

この日は某カード会社の貸切公演でしたが、どこかの錬金術師さんの様にプラカードを持ってのご挨拶はさすがに無く、サイン色紙のプレゼント抽選のみがありました。なななんと!!Brunoの色紙が!!!!…私の斜め後ろの席の人に当選しました(泣)。またもや何も当たらなかったとはいえ、オールファーストキャストで観られたのは貸切公演である事に大きく起因すると思うので、これ以上贅沢は言えません。



そういえばこの日のチビルドはKazuhiroLOERくんだったのですが、客席にお兄さんのTomohiroLOERくんがご両親と一緒に観劇してました。関係者のPASSを首から下げていたし、ハーフのお子さんがが客席に入るのは目立つので、沢山の人に気づかれてました(笑)。チビルドくん兄弟もカワイイですが、一緒にいたドイツ人のお父様もカッコよかったんですよねえ…何を見ているのやら。



私はヅカエリザは未見、東宝エリザはほぼ(※)祐一郎トートのみ観劇ですが、昨年日生売店でウィーン版のDVDを買っています。

※2004年に内野トートを半分だけ(1幕だけ)観ました。体調不良で客席に座っているのがやっとで、2幕は堪えられず帰宅。病名は急性胃腸炎で2日飲まず食わずで寝込みました…てなわけで内野トートの記憶は「机に乗っかっちゃってた」。以上、です(涙)。せめてポールすべり降りが見たかったよう(見るとこ違うし)。



DVDで観た時はクプファーの演出が絶賛されている理由が良くわからなかったのが本音だったりします。むしろ東宝版の重厚なセットの方が好きだなあと思った位でした。(ただしゴンドラと電飾は除く。)

ですが、やはり舞台は生で観るに限ると改めて思いました。劇場で観たらあの演出は本当に見事ですねえ。セリに盆にヤスリをイメージした跳ね橋に…あれ程空間を立体的に活かした舞台美術は初めてでした。

「皇后の勝利」で出てくるチェスの馬に腹筋が痙攣したという方が多い様ですが、私はあのシーンは結構好きだったりします(汗)。DVDで免疫が出来ていたというのもありますが、あの曲はあの演出で観るといかにも「馬がギャロップする感じ」のリズムにぴったりだなあと思いましたし、皇太后と皇后の宮廷内の権力争いをチェスに模しているのもわかり易いですし。何よりちょっとカワイイし(笑)。

私はむしろバートイシュルでフランツに打たれた鹿がやたらとキラビヤカだったのにツボってしまいました。何であんなにキラキラしているのやら。しかもDemelって書かれてるし…お菓子??



あと個人的には「あなたが側にいれば」でシシィとフランツが乗っている赤い物体及び後ろの背景の意味がわからなくて考え込んでしまったのですが、あれはウィーンのプラター公園の観覧車をイメージしてるんでしょうか…?それ以外思い浮かばなくて…だから「カフェ」のシーンでもコーヒーカップもどきが出てきたりするのかなあと思ったのですが。どなたかわかる方がいらしたら是非教えて下さいませ~。




キャストの感想ですが、外人は皆同じ顔に見えるという鎖国時代の日本人か?と我ながら突っ込みたくなる程の私なので、あまり細かい事は覚えておりません。

2週間半経った今でも強烈に印象に残っているのはとにかくMateトートがエロかったという事でしょうか(笑)。観劇を通じてお友達になった方から感想メールを頂いたのですが、その方曰く「Mateトートはオスだった」と。まさに言い得て妙なので言葉をお借りしちゃいます。いやあ濃かったですねえ。特に「最後のダンス」。東宝版の祐一郎トートは歌で誘惑し、シシィを物理的に翻弄するのはトートダンサー達でしたが、Mateトートは自らシシィのドレスの裾を引っつかんで引き寄せて押し倒さんばかりでした…いや押し倒してたのかなアレは…?とにかく手に汗握りました、ハイ。



DVDで初めて観た時には死神なのに誰よりも生き生きしているのって…と違和感を覚えたものですが、これまた生の舞台を観たら妙に納得させられるものがありました。

ウィーン版のMayaシシィは「意思的な強さ」や「強い生命力」を感じました。人生の後半でシシィはハイネに傾倒したり、自虐的な逃避行に走ったりしますがそれはあくまで叶えられない願いの捌け口であったと思うのです。

シシィ以外の宮廷の人々はその衣装が示すように慣習に蝕まれ生命感を感じられない存在。そんな世界の中でシシィが求めたのは自分と同類の存在、トートという強烈な存在感であったのかなと。そんな風に感じました。

ウィーン版ではシシィとトートの出会いである「愛と死の輪舞」の歌はないのですが、そのシーンの字幕でシシィが「あなたの腕の中はとても居心地が良かったわ。みんなはあなたを恐れるけれど私は怖くない。」(←もの凄くざっくりな記憶ですが大意は合っているかと…)も印象的でした。東宝版だと「誰かは知らない。でも覚えてる助けてくれたの。」ですから、積極性が全然違うんですよね。ウィーン版だとシシィは最初から「死」の存在を認識し、それでも惹かれている。まさに魂が惹かれあう、そんな感じだったのかなあと思いました。



日本語に訳すことで言葉に制限がかかるのは避けられない事ですし、ウィーン版公演の字幕を見て、むしろ東宝版の訳はその制限の中でうまく意を捉えているなあと思った程ですが、やはり元々の台本を読んでみたいなと思いました。きっと色々解釈の仕方が変わると思うので。ただし日本語に直訳したものじゃないと読めませんが…。ハッ…!!もしかして今帝劇で売られている某作品の台本も、読んでみたら色々とその…モヤモヤが解決したりするのでしょうか?周りに買ったと言う人を知らないのですが(汗)。



Mayaシシィはさすがの貫禄でしたねえ!特に大好きなのは1幕ラストの鏡(額?)から出てくる「私だけに(R)」のシーンです。DVDでも鳥肌なのですが、この日あの扮装をしたMayaシシィが現れると客席から嵐の様に拍手が沸き起こったので、感動して泣いてしまいました。エリザ本編で純粋に感動泣きしたのは初めてでした。2006年エリザの時は「これでこのカンパニーは観納めかもしれん」と言う特別な感慨で終始ウルウルしてましたけれど。

一路シシィも溜息モノの美しさですが、Mayaシシィのあの姿は別格ですね…もうエリザベートそのものにしか見えません。



Brunoルキーニも存在感ありますねえ。東宝版だとルキーニは狂言回しに徹していますし、明らかにトートの方が力関係が上に感じますが、BrunoルキはMateトートと対等に張り合ってますねえ。冒頭の「我ら息たえし者ども」でルキーニとトートが向かい合って「エリザベート!!」と歌い上げる所なんて両者一歩も引かない感じで何の試合ですかと思う程の迫力。後ろの跳ね橋のワイヤーがプロレスのリングに見えてくる程に…(笑)。

「マダム・ヴォルフのコレクション」で日本語を交えて歌ってくれたのに客席大沸きでした。「清く正しく美しく」…梅芸のお客さんは大半がヅカファンの方の様だったので殊更ウケが良かったようです。私の周囲もヅカファンのおば様達で占められていたのですが、開演前にパンフ(Mayaさん・Mate・Lukasくんの対談の記事)を見ながら「ねえ今日のトートはどっちなん??」と話されていた皆様…終演後には見分けがつくようになったことを願います(笑)。最初はそれを耳に挟んだ時に「えええっ!!1万6千円も払ったチケットなのにキャスト情報とか全然気にしないんだ…お金に余裕があるんだなあ…スゴイ」と思いましたが、逆にエリザという作品が好きだからキャストが気にならないのかもとポジティブに考えてみるようになりました。うんきっとそうに違いない。



カテコは総スタンディングで非常に盛り上がりました。

MateがMayaさんの手を取ってキスをしながらいたずらっ子の様な目でじーーーっと意味ありげに見つめていたのですが、Mayaさんは「もうまったくアンタはいつもこうなんだから」とでも言う様に軽ーくあしらってました。あのMateの視線を意にも介さないMayaさん…さすがお姉様だなあと思いました(笑)。



来日エリザ公演、遠征をして良かったと思える質の高い舞台でした。

私は行く予定がありませんが、まだこれから東京でコンサートverの上演が続きます。海外の長期滞在は体調管理などいつも以上に大変だと思いますが、20日の大楽まで感動の舞台を届けて下さい!





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