スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


10/27「オペラ座の怪人」マチネ~その2~
感想続きです。

まずは北澤ラウル。痩せましたよねえ?細っ!!佐野さんも細いけど北澤さんはもっと細い気が。「マスカレード」の衣装なんか余りまくってブカブカでしたもん。あれがパツパツだったという某神様のダイエットbefore状態って一体…(まだそのネタ引っ張るか)
そりゃあ4ヶ月以上も連投すれば痩せますよね。開演前キャスボの前でビールを片手(大阪四季劇場ではアルコールも販売中)にしたちょっとお近づきになるのは遠慮したい系のオッサンが「なんだよ!またラウルは北澤かよー!!」等と理不尽にキャスボを怒鳴りつけてまして…本人だって代われるものなら代わりたいだろうさ!!と思わず拳を振り上げそうになりましたが。

とはいえ細い体でも肩乗せリフトはキレイに決まってました。東京後半ではずっと涼太ラウルに当たっていたので、私自身は北澤ラウルは約1年振り。よって北澤ラウルの肩乗せを見たのは今回が初めてで、何やら感慨深かったです。人間苦手な事でもやれば出来るんだよね!そうだよね!!みたいな(笑)。

ここから先は某様宛の私信レポ同然ですが(笑)。
髪の色はダークブラウンで、殆どパーマっ気はなくサラリとサイドに流す髪型。地下の湖から上がってきた時のシャツの破け具合が絶妙というかなんというか…二の腕が結構剥き出しでしたよ~。腕の白さが眩しいよー。
しかも顔つきが少しシャープになって男っぽさが増した様な。笑うと懐っこい雰囲気の北澤さんの顔なんですが、ちょっと眉間に皺を寄せた真剣な表情が驚く程石丸さんに似ていた……気がしたのは多分私の願望です。何だか最近無性に保坂さんと石丸さんのAOLが観たくて仕方が無い私です。
ちなみに「石丸さんはろっくではなくホ●プロに入るのが良いと思う」というのがこの日観劇仲間の皆様と話した共通意見だったり。禅さんとちょっと持ち役被っちゃいそうですが。ジキハイやって欲しいなあ。

演技の方は落ち着きが増して大人の男の余裕すら感る程(笑)。(なんだ(笑)って)「遅くまで引き止めないから」という台詞が、断られる事なんて微塵も考えていないんだろうなーこの人、な落ち着きっぷりでちょっと腹立たしさすら感じる程。完璧過ぎてちょっと反感すら感じてしまいそうな、何もかも恵まれた立場の貴公子然とした雰囲気が実に自然でした。
ただボックス席での落ち着きの無さは相変わらず(苦笑)。「なかなか良い声じゃないか→どこかで見た事があるような…?→あ、あれは…っ!!」な流れの時間的猶予がもうちょっと欲しいなあと思いました。どうしても「ブラブァー!!」が唐突な印象が(汗)。
あとラストの地下室でファントムにロープを掛けられる所…最初首周りに余裕があり過ぎで、苦しんでる姿がちょっとコントっぽく見えてしまって…ああこんなクライマックスの大一番で腹筋がーっ(酷)。回転もあまりしてなかったので、この辺りにやはり連投の疲れが見えるのでしょーか。
さて本命の佐野ファントムですが、もう何と表現してよいやら。今でも思い出すと涙が滲む程幸せです…。演技の細やかさはもはや言うべくもありませんが、この日の佐野ファントムは歌も素晴しかった!
全編通して豊かな声量で歌い上げられていたのですが、佐野ファントムの進化っぷりを最も感じたのは「The Music of the Night」。正直東京公演ではこの曲は佐野さんの鬼門というか(聞く側の先入観もあるかもですが)、苦手な音域故に一音ずつ慎重に歌っているという印象が否めませんでした。それがおこがましい言い方をさせて頂けるならば「完全に自分のもの」にして歌っている!という感じだったのです。歌詞の1つ1つに感情が乗っていて、歌を聞いていると言うよりは語りかけてくる様な思いがしました。1曲の中で1つのドラマが出来上がっているというか。
お休み無しのでずっぱりだと言うのにこれは一体何故なのでしょう。声のハリツヤも充分だし、高音部分の張り上げも以前よりずっと楽に出ていた様に感じました。

続くアンマスクシーンはこの日1番心を揺さぶられた箇所でした。
顔を覆っていた右手を離し、「おお…クリスティーヌ…」と呟く一瞬に垣間見える純粋さ。彼の憧れでもあるクリスの「美しさ」を目の前にしたその一瞬の間だけ、ファントムは自分の醜さ・コンプレックスを忘れている様に感じました。
その後クリスの驚愕の声で我に返った時の切ない表情。怒りではなくひたすらに哀しい表情でした。このクリスは恐怖よりも、醜さに対する条件反射的な驚きによって声を上げてしまったのだろうというのが私の持論なのですが、それだからこそ、単純な驚きであるが故にこそ、ファントムが受けた心の傷は深かったのかもしれない………とかもうこの短いシーンでうわーっと色々な事を考えてしまいダダ泣きでした。
席が4列目下手寄りという絶好のポジションだったので、表情をバッチリ拝める事が出来たのも幸いし、改めて佐野ファントムの表情演技に大感動でした。

苫田クリスは前にも書いた通り声を張る部分は素晴しかったのですが、所々声量不足だったり音程が不安定になったりする部分がありました。正直な所苫田クリスは個人的にはあまり好みの顔立ちではなかったりするのですが、「イル・ムート」の小姓姿はとんでもなく可愛い~。老伯爵と伯爵夫人が別れの挨拶をする所で、枕(クッション)を抱きかかえて顔をうずめ、目だけ覗かせてこそっと成り行きを見守っている姿が猛烈にカワイかったです。

その可愛らしさが一変する「墓場にて」の「♪でももう寂しさに耐え忘れなければ~」の力強い歌声は圧巻の一言。その後のファントムとクリス2重唱の声と感情の重なり具合ときたら鳥肌立ちまくりでした。ラウル心底邪魔だったんですけど(笑)。というか瞬間的にラウルがこの後出てくるんだって事を失念する程でした。ホントあそこでラウルが出てこなかったら絶対物語りは別の結末になったに違いないのにー。

「PONR」も相変わらず熱い2人でした。苫田クリスの「♪もはやひけない~」と歌いだす時にくいっと顎を持ち上げる仕草が挑戦的なまでに色っぽくて良いですねえ。というかあまりに本気モードなので、仮面に気づいてから逃げ出そうとするの演技に「いやいや!アンタ最初からファントムだとわかって歌ってたでしょ?ピアンジ相手であんな本気をだしてたわけじゃないでしょー?」とか言いたくなってしまう(苦笑)。
ファントムの仮面を剥がす時の苫田クリスの表情がもう完全に泣き顔で……実はここでクリスがどんな思いで仮面を剥ぐのかというのがいまだにうまく解釈できなかったりするのですが、これという確固たる理由は必要ないのかもしれないですね。あの辛そうな表情を見ていたら理屈はどうでもよくなってしまいました。

ラストの地下室ではクリスにキスをされた後の佐野ファントムの演技がもうもうもう!!取り乱し肩を大きく上下させている佐野ファントムの息遣いが、シーンと張り詰めた空気の客席に響いて……最後の気力で自分を取り戻し背筋を伸ばしてオルガンの方へ歩いていくまで時間的には10秒も無かったと思いますが、何と長く感じた事か!本気で観る側も呼吸さえ憚られる程の凄まじい緊迫感でした。
それがラストのラスト、1人地下室に残りクリスの指輪にそっと口付けをするファントムは物悲しくも柔らかい空気感を漂わせていて…観ている側の心までもが昇華されていくのを感じました。

実際の素晴しさの1/100すら伝えられないのがもどかしいです。お金さえあれば今週末も飛んでしまいたい程ですが、想いだけでは距離は縮められないこの現実…まさに遠距離恋愛ですな、これは。

最後に1つだけ残念だったのは、ビックリする程拍手が少なかった事。連日完売の大盛況なのでさぞかし盛り上がっているかと思いきや、リピーターよりも一般のお客さんの方が多いのでしょうか。劇中では殆どと言っていい程拍手はありませんでした。「MOTN」でも「墓場にて」でも。まあ芝居の途中で拍手をするのは妨げられてイヤ!という気持ちは非常にわかるのでこれはいいとしても、1幕が終ってもパラパラッとまばらーな拍手しか起こらず。やる気マンマンだった私は拍子抜けしちゃいました。

カテコの拍手も少なめで、お客さんがかえってしまわないうちに!とでも言うかの様に閉まったと思いきやすぐ幕が開く(笑)。カーテン前の3人締めなんかは、東京の時は結構粘った後で…という感じだったのだこれも素早く出てきてました。カテコの回数まで段取りが決まっているらしいので、「最低でもカーテン前までは実施。最高でもお手振りまでで終了。」とか基準があるのかなーと疑ってみたり……。今回はお手振りまで至らず終ってしまいました。残念だなあ…。

でも拍手が少ないからと言って、お客さんが不満足だったかというとそうでもないみたいで。私の周囲はマナーも良かったし、2幕ラストは周りの女性はかなり多くの人がズビズビと鼻をすすってたし。ソワレの「JCS」でも劇中の拍手が少なくて(マリアのソロでもヘロデ王のシーンでも拍手殆ど無し)驚いたので、関西の地域性なのでしょうか。謎です。






管理者にだけ表示を許可する


 レポ、ありがとうございます!!
 オペラ座、近いくせに8月以来、見に行っていないので
すが、じるさんのレポを拝読して久々に見に行きたくなりました。
 佐野ファントムも1年ご無沙汰ですし。
 チェを経て、ますますパワーアップされたのですね。

 アンマスクの「おお・・・クリスティーヌ・・・」は同じ怪人さんで
もその日によって言い方が変わったりするしで、深い一言ですよね。
 その一言の言い方で、見てる側もいろんな感情を受け取れますし。

 某神様のパツパツラウル衣装は本当に衝撃だったので、痩せてらっ
しゃる間にラウル登板をして頂きたいです(笑)
 またBBに行ったらリバウンドしそうですし(ボソッ
なつこ | URL | 2007/11/01/Thu 11:55 [EDIT]
 大変ご無沙汰しております。
待っておりました、オペラ座レポ!
 嬉しさのあまり読んでいるだけで泣けそうでしたが、更に北澤ラウル情報に号泣です。。。(お疲れなのですね・・・)
私は、キャスボ前のオッサンと代わってさしあげたいです!
 カテコはお手振りなしとはもったいない!
下手4列目なら 目を合わせて北澤ラウルv-10が笑顔で手を振ってくださるのに・・・

  拍手少な目なんですねぇ。。。
そう言えば、“オペラ座は、通う程好きな演目じゃない”と関西の知り合いは言ってました。
私は、通うほど好きなんですけど・・・
 JCSのレポも期待しております!
柳瀬神様の袖からペコリもなかったのですかぁ?(カテコの事ばかりでスミマセン)

 
アポロ | URL | 2007/11/01/Thu 21:50 [EDIT]
こんばんは。
じるさんのレポを読ませていただいて、あの日の感動がよみがえってきました。
幕間でご挨拶もそこそこ、“今日の佐野さん、すごくないですかー。”という話題になったと思うのですが、それぐらい「The Music of the Night」は素晴らしかったですねー。私も今まで佐野さんの「The Music of the Night」は、“丁寧に歌ってみえるなあ”という印象があったのですが・・・じるさんの“一音ずつ慎重に歌っているという印象”という表現はなるほどぴたっときました。今回は、歌にドラマを感じ、歌詞が言葉として伝わってきました。
アンマスクの佐野さんの演技も大好きです。じるさんの解釈を読ませていただき、なるほどなあと。今度また新鮮に観られそうです。

「墓場にて」の二重唱もよかったー。私も鳥肌立ちまくりでした。ファントムとクリスティーヌの二重唱って1分あるかないかのほんの短いメロディーだと思うのですが、あまりに美しく切なくて・・・すごく印象に残る大好きなシーンです。なので、「♪やめろー この偽者やめろ~」が聴こえてくると、“ラウル、邪魔”と私も突っ込んでしまうほど。(北澤さん、ごめんなさい。)それほど、お二人が熱演・熱唱だったということで。
「墓場にて」以降の素晴らしさはもう・・・。ああ、もう一度あそこからでいいのでリピートしたい。
書き出すと止まらなくなるので、このあたりにさせて頂きます。同じ舞台を観て感動を共有でき、本当に幸せでした。ありがとうございました。

もう止めるといっておきながら、最後に一つだけ。
前記事のことになりますが、
立岡レイエは「代役はいません。新作品ですから。」って言ってみえたんですね。観劇してた時、“あれ?なんか違和感感じる”と思いつつもストーリーにあっていたので、“セリフが違うと思ったけれど、勘違いだったかなあ”と自分を納得させていたのですが。すっきりしました。
purely | URL | 2007/11/01/Thu 22:20 [EDIT]
>なつこさん
なつこさんは関西在住でいらっしゃるのですね。「近いのにご無沙汰」という状態、わかりますよー。「ロングラン演目だしいつでも行ける」と思うと中々足が向かないものですよね。私のとっては今まさに「ウィキッド」がそんな感じです。作品もキャストも素晴しいのに6月以降観ていないですから。
でも佐野ファントムは「今が旬!」という感じですので、ご都合がつく様でしたら是非足を運ばれてみて下さい~!!

アンマスクシーンのあの一言は、本当にその日によって憧れであったり感嘆であったり救いを求める声であったりと様々ですよね。演じる側だけでなく、観ている側のその日の精神状態によっても響いてくるものが違いますし。これだから通ってしまうんですよねえ(苦笑)。

おっとパツパツ子爵様を拝見されたのですね?実は私は未見なのですが、その余りの伝説っぷりに観なかった事が悔やまれる程です。兄ラウルズはもう揃ってご卒業なのですか?と思う程ご無沙汰ですよねえ。確かにJCS直後なら衣装さんのお手を煩わせる事無くすんなりとラウルの扮装を纏えますね(笑)。
実はBBも未見だったりするのでそちらの遠征も心惹かれています。佐野さん・柳瀬さん・スンラさんとビースト役者は全員大好きな方ばかりで目移りしてしまいそうです。
じる | URL | 2007/11/02/Fri 23:07 [EDIT]
>アポロさん
わーアポロさんは北澤さんファンでいらしたのですか?私の元会社の後輩ちゃんが(このブログにもたまに遊びに来てくれていますが)「オペラ座」初見で北澤さんに落ちてしまったので、渇きを癒す為に少しでも北澤さん情報を!と思っての事だったのですが、アポロさんのお役にも立てた様で私も嬉しいです。
4ヶ月も連投している内情を知っているだけに先入観を持って観ているという点も否めないので、それを知らないで観たら疲れは感じなかったのではないかと思います。むしろ私には少し甘さ控えめ風な雰囲気が個人的には以前より好みでした~。

もう本当にキャスボ前のオッサンは胸ぐら掴んで張り倒したくなりました(鬼)。「また北澤」と言うからには少しは四季の事も知ってる方だと思うのですが…酔った勢いで「俺はオペラ座には詳しいんだぜ」アピールだったのでしょうか。

「JCS」は劇中では確かに拍手がし難い流れですが、この日はカテコも割とアッサリ目でした。かたや平日でも総立ち!という日もあるみたいなので、本当にその日の客席の空気次第なのかもしれません。残念ながら柳瀬さんのお辞儀もなかったんですよー。あの「ペコっ」の礼儀正しさ&可愛らしさ……胸キュン(死語)ですよねー!!
じる | URL | 2007/11/02/Fri 23:20 [EDIT]
>purelyさん
改めましてその節はありがとうございました~。
いやーあの時はご挨拶もそこそこに「佐野さん最高ーっ」と盛り上がってしまいましたねえ。お会いした途端意気投合!って感じで(笑)。
この日の「MOTN」はまさにドラマでしたね。ファントムが紡ぎ出す歌詞の1つ1つが語りかけてくる様にすーっと心に響いてきて……殴られるのを覚悟で言えば、あの時の私は自分がクリスでした(笑)。

「墓場にて」は本当に意識が飛びそうなほど素晴しかったですよねえ。何故公式HPには「墓場にて」が無いのでしょう…。そもそも佐野ファントムだけ(沼尾クリスもですが)掲載されていないなんてー!!勿論高井さん&村さんに較べるとそれはもう致し方ないですが、充分に聞き応えがあると思うのですが。

私も書いているうちにまた気分が盛り上がってきてしまい、関西に行きたくて行きたくてウズウズしております。次のJCS遠征の時にまたハシゴしちゃおうかなーと思ったら丁度狙ってた回が貸切(涙)。じゃあ我慢して20周年を何とか!!と思っていますが20時の時点で既にお知らせ画面が(死)。頑張ってみるつもりではありますが。

あ、立岡レイエの件やはり気がつかれました?話の筋的にはなーんにも問題ないんですが、聞きなれているのと違うだけで反応してしまうリピーターの性。役者さんにとってはちょっと面倒な客かもしれませんね(苦笑)。
じる | URL | 2007/11/02/Fri 23:35 [EDIT]



TRACK BACK
TB*URL





Copyright © 王様の耳はロバの耳. all rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。