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映画「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」
2週間近くブログ放置状態でした。というかネット自体落ちてました…ちょっと身辺バタついてまして、同時に2つ以上の事を進められない不器用な性分なものですっかりご無沙汰してしまいました。とりあえず生存報告です。元気に過ごしておりまーす!!…と言いたい所ですが水曜辺りから風邪っぴきになってしまいました(涙)。とはいえ症状は喉と鼻だけなので、職場で「39度の熱が出た」とか「上からも下からも大変な事態になった」等の重篤を患う人が多発している中では全然ラッキーな方なんですが。ただ、薬飲んでも睡眠&ビタミンたっぷり摂ってもイマイチ良くならないという状態に自らの加齢を感じて落ち込んでおりますです。ハイ。

改めまして。映画「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」観て参りました。
えー結論から言うと観終わった後結構グロッキーになりましたです…。
血とか内臓とかのスプラッタなものに対して取り立てて過敏という訳では無いのですが、ちょっとお腹一杯な感じでした。イタリア人理髪師を手に掛ける最初の殺人と、ラストでとうとう憎き判事に復讐を遂げるところはじっくり描写していいと思うんですけど、それ以外はもう少しさらっと流して欲しかったと個人的には思います。毎回毎回血飛沫と断末魔の苦悶の表情がスクリーンいっぱいに映し出されると…「もうわかったから!もういいから!!早く次行ってくれ次!!」と思ったのが本音です。

以下舞台版との違い等書いておりますので、ネタバレご無用の方は避難して下さいー。
あ、あと全体的にちょっと辛口モードです。舞台版が大好きだったもので…(汗)。

丁度1年前に市村さん・大竹さん共演の舞台版を観ました。「殺人に人肉パイの話かあ。多分私好みじゃないだろうなあ。」と余り期待せずに劇場に足を運んだのに、予想外に感動してしまってチケットを増やしてしまった私なので、どうしても舞台版と比較してしまうと「物足りないなあ」という感が否めませんでした。
映画は映画で良かったんですけどね。ジョニーの歌も個人的には全く問題無いと思いましたし、他のキャストの皆さんも本職のミュージカル俳優では無いのに「あの難しい楽曲をここまで歌えるなんてやっぱりミュージカルと言うものは欧米の文化なんだなあ」と思いました。

が、舞台版で私が感動した幾つかの設定が、映画版だと悉く違ってたのが肩透かしだったんですよー!何であえて設定変えちゃったんだろう…理由が謎です。
1番ショックだったのはトビーの設定。舞台版の武田トビーは身体は大人だけど軽い知的障害があるという設定だった(と私は思っている)のに、映画版だと普通の子供になっちゃってます。同じ様に「あなたを悪魔(トッド)から守るよ」とか「あなたの役に立ちたい」という台詞でも、役柄の設定によって切なさが全然違うんですよね。

それと舞台版でもっともツボって大号泣だったラストの「だめですよトッドさん。こんなことしちゃあ。」という台詞は完全スルーでした(涙)。あの台詞によって張り詰めた緊張感がふわっと解き放たれ、静謐な中で迎える終焉…という設定が凄く好きだったのに、映画版のトビーは無言且つ憎しみのこもった表情で背後からトッドの首を掻き切るんですよ。それがなんだか単なる復讐の連鎖みたいで残念だったんですよねえ。観終わった後に心に残るものが無いって言うか…。

次に物足りなかったのは「謎の女」の設定です。舞台版に較べると「発狂度」が物足りないのもあるんですが、映画版だとラストで殺されてしまうまでトッドの絡みがなかったです…よね?(記憶に自信が無いですが…)
舞台版だと何度かトッドの前に現れていて、嫌悪と侮蔑を浴びせられてるという伏線があるのにそれ一切無しかいー!それに舞台版では「謎の女=ルーシー」だと観客に気付かせるタイミングが実に見事でしたよね。観客の方が先にその事実を知らされる事で「トッドがいつそれに気がつくのか」という新たな緊張を生み出す訳ですし、この物語の結末が単に「復讐の成就」では終らないだろうという予感も感じさせてくれる訳で。

それもないまま殺されてしまったのがなあ…辛辣な言い方をしてしまうとストーリー展開に緩急が乏しいという感じがしちゃいました。そういえばジョニデのトッドも登場した瞬間から「こいつ絶対ヤベエ!」な狂気のオーラ出まくりだったなあ。つかメイク濃すぎ(笑)。
市村トッドだと勿論無実の罪で妻子から引き離され流刑されたという「暗いオーラ」はあったものの、狂気を纏うのはその後の妻子の末路を知ってからであってその変貌に鳥肌だったんですけどね。

それ以外に思った事。
ターピン判事&役人コンビにどーしても「ハリポタ」の影がちらついて集中出来なくなる事態に(笑)。ちなみに判事はスネイプ先生、役人はワームテール(ピーター・ペディグリュー)です。映画版のターピン判事は残念ながら(ヲイ)変態度が低いので「スネイプ先生があんな事やこんな事をー!!」という事態にはなりませんでしたが。

血飛沫や人肉の欠片の描写よりも一番キツかったのは物語冒頭のラヴェット夫人の店のゴ●ブリ(←伏字じゃないと書くのもイヤ)の描写かもしれません…。ミートパイの具の方にも混入していませんでした…?
「♪ウチのパイはロンドン1マズイ~」って…マズイとかそういう問題じゃないですから!!ゴ●ブリ入ってますから!!!と悶絶でした。

なんだか終始辛口ですが、映画は映画で面白かったですよ。うん。
公開2日目に観に行ったのですが全席完売でした。どう考えても「楽しく愉快な話ではないだろう」と想像がつくこの映画でここまで客席を埋められるのってやっぱりジョニーは人気あるんだなあとしみじみ思った私でありました。






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