先日高校時代の友人のお店、代官山ヒルサイドテラス内にある「desset bar F」に行って来ました。昨年11月にお店オープンの連絡をもらっていたのですが、元来超人見知りの私は「10年以上ぶりの再会」にちょっと腰が引けてしまって遅れを取ってしまったのです。
「dessert bar」の名の通り彼女の本業はパティシエなのですが、昼間
(14時までだったかな…?)はランチも食べられます。

写真は本日のランチ、ミートパイとキッシュ。丁度この日の前日に「スウィーニー・トッド」を観たという連れの友人&1週間前に同じく「スウィーニー・トッド」を観た私ですが、「ロンドン1」以上に美味しいミートパイで残らず頂きました(笑)。
ランチの後はこのお店のメインであるデザートコースを注文。アミューズからメインまで計5品の小さくて可愛いスイーツが出てきます。

メインを各自セレクトできるのですが、私が選んだのは写真右中央の「トリオアップル」。
アーモンド風味のフィナンシェの詰まった姫リンゴ/カルバトスアイスクリーム/ラムアップルタイザーのリンゴ尽くしです。
友人が選んだのは写真左下の「フラワーレスチョコレートケーキ」。
その名の通り粉を使わずに焼き上げたチョコレートケーキ/ラズベリーソース/ラズベリーソルトとチョコレートソースという濃厚な一品です。
10年以上振りの再会に腰が引ける…と行くまでは思っていたのに、気付けば5時間もお店に居座っていたという有様でした。当時は凄く仲良し!とまでは言えなかった筈だし、多感な頃ですから(苦笑)ぶっちゃけ色々思惑は互いにあったと思うのですが、長い年月の間にそういう余分なものが洗い流されて、心地良い距離感で過ごす事が出来るようになったのかなあなんて思いました。
あと…これは書こうかどうしようか迷ったのですが…。
友人が代官山にお店を出すと聞いた時、ぶっちゃけ「ラッキーだなあ」と思ったのです。というのもご両親のお仕事の関係でテナントを借りられる事になったと聞いたからです。
代官山という東京の一等地にお店を出すなんて、いくら粉骨砕身して努力を重ねても一生叶わない夢のまま終ってしまう人もいる筈だし、その点彼女は生まれながらに環境という利点を持っているよなあと穿った感想を持ったのが事実です。勿論私みたいな会社員からすれば、今まで彼女が積み上げてきた努力がいかに大変なものかもわかった上でですが…。
ですが実際にお店に行ってみて、働く彼女を目の当たりにしたらそんな卑しい思いはすっかり吹き飛んでしまいました。大学を卒業して単身海外に渡り、見知らぬ人ばかりの環境で7年間を過ごしてきた彼女。そして今もたった1人で1日中お店をきりもりし、休みは週に1日というハードさ。職業柄この時期は手荒れが酷く、見るからに痛そうなのに笑顔で「薬を塗っての塗ってもダメなんだよねー」と言ったり、とても辛く深刻なものだったであろう事をまるで笑い話の様に明るく話す姿を見て、その精神的な強さに感動しました。
それに引き換え自分は…と思う一方、私も自身の今の環境の中で成長していかなくてはいけないな…と痛切に感じた1日でした。
■desset bar F
東京都渋谷区猿楽町29-10 ヒルサイドテラスC棟1F
03-3476-0357
月曜日定休