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2/16・2/21「ファントム」ソワレ
とんでもなく時間が経ってしまいましたが、せっかく2回も観に行ったので感想を書き残しておこうと思います。

結論:作品と曲は凄く好きー!!…だから今度は違うキャストで観たい…(爆)。

ALW版がすっかり染み付いている私なのですが、コピット版に対する違和感は全く無かったです。似ている様で全く違う2つのファントム像が興味深かったです。ALW版のファントムは「愛される事を知らない」けれど、コピット版のエリックは「愛される事を知っている」というのが絶対的に違うんですよね。ファントムの狂気にも一種の幼児性を感じますが、エリックはもうまんま子供。少なくとも心は母に愛されていた子供の時のままなんだなあと思いました。妄想ピクニックのシーンなんて余りに眩しくて初々しくてどーしようかと思いました(笑)。

コピット版はエリック・クリスティーン・シャンドン伯爵の関係性(恋愛感情面での)がエラク希薄に感じちゃったんですがこれは致し方ないんですかね…?クリスがエリックに顔を見せてと頼むシーンで「私を愛していないと仰るならやめます!!」と叫んだ時に「へ?いつの間にそんなに思い入れ深い関係になってたんデスか…?」と思う程唐突に感じました(笑)。
シャンドン伯爵なんて出番がめっちゃくちゃ少ないので、とってつけた感満載だったなあ…。

でもストーリーの主眼がエリックと父母の関係性がよりクローズアップされる様になっているので、それはそれで個人的には感動的でした。泣きそうでした……もう少し大沢エリックに歌唱力があれば…。

曲も凄く好きだなあ。アンサンブルが東宝お馴染みのメンバーで歌に迫力があって良かったです。「Phantom Fugue,Part」なんかはジキハイのアンサンブルを思い出させる重厚感がありました。
ソロナンバーで気に入ったのは「My True Love」と「My Mother Bore Me」の2曲。すっごく好きだなあ。だからもう少し大沢エリックの歌唱力が(以下略)。


以下キャストごとにちょっとずつ感想を。
大沢エリックはとにかく麗しい~!!ムダに麗し過ぎる(苦笑)。1人で地下に住んでるのになんでそんなキラキラな衣装を着てるんだと突っ込みたくなってしまったのは、私が大沢たかおファンでないからであって、恐らく劇場の女性の8割方は目がハートになっていたかと思われます。マント捌きも見惚れる程美しかったなあ。

が…いかにせんどーにもこーにも歌が…。覚悟はして行ったんですけど個人的にはギリギリ許容範囲外でした(汗)。音程とか声量とかではなく、とにかく歌い方自体が受け容れられなくて辛かった…。

エリックが新しいディーバとしてやってきたカルロッタの歌を聞いて身悶えしながら「歌えてないじゃないか!」と言った時には内心「あなたもデスよ…?」と思ってしまったし、「これ(クリスに歌を教える事)を知られたら皆が羨ましがるでしょう(←ウロ)」と言った時には「…そうでもないかもよ?」と思ってしまったし、実際にピアノを使って歌を教えるシーンでは「先生の音程の方がずれてます!」と思ってしまったからなあ(汗)。
コピット版は四季のファントムの様に「音楽の天使」である必要はない設定だと思うのですが、やっぱりミュージカル「ファントム」のタイトルロール、クリスに歌を教える役柄としては厳しいなーと。

でも一番の個人的ツッコミ所は最初にブケーを殺すシーン。禁を破って地下に降りてきてしまったブケーに対する怒りはわかるんですが、自分から仮面取って向き直ってませんでした…?なのにその後キャリエールに殺人を責められると「顔を見られたんだぞ!?」と言ってて…「お前が自分で取ったんだろーー!!」と思って冒頭から腹筋が痙攣してしまった私です。

あ、あと16日の時は歌えなくなってしまったクリスを助けにロープで降りてきた際に、ズベっと階段を2・3段踏み外してました。ロープアクション自体にもビックリしたのに心臓に悪かったです(笑)。

徳永クリスはかなり良かったです。ほんっとに綺麗な歌声でうっとりでした。いつまでも聞いていたいと思える歌声で素晴しかったです。ただ声楽的な歌い方ではないので、高音になると突然苦しそうな喉声になっちゃうのが残念でしたが、初ミュージカルとの事なのでこれから頑張って欲しいなあと思いました。あとは台詞や所作に「19世紀パリ・オペラ座」が余り感じられなくて、時折思いっきり現代の女の子な雰囲気になっちゃっていたのは多少気になりました。

シャンドン伯爵はルカスとパクさんの2人を観たんですが…これはもう一長一短としか言い様がありませんでした。つかシャンドン伯爵自体が異常に陰が薄いですねえ。最後の地下室で銃を持ったファントムに後ろから近づくという絶好の機会に失敗し、返り討ちにあって1撃でKOされて…はっきりいって全くの役立たずです(笑)。

ルカスは本当に日本語頑張ったと思いますよ。思いますけど…完全に1人異人さん混じってますよー状態。台詞が全部カタカナで聞えてきたので椅子からコケそうでした。もういっそルカスだけ英語で喋ってくれと何度思ったことか。どうせそんな難しい英語使ってないんだし字幕要らないよ?「外国から来た伯爵」っていう設定で良いから!と切実に思いました。
歌になると大分カタコト度合いは下がったんですが、クリスに愛を打ち明ける歌のシーンで突如「ヒトメボレダヨ!!」とか台詞が入ってきたりしたんで…えー大変に楽しかったです(笑)。

そんなルカスのカタコト台詞に意識を失いそうになったもので、パッくんなら少し安心できるかもと思った2回目。確かに台詞も歌も自然なんですが……ルカスを観た後だと驚く程華がなくて(汗)。時々アンサンブルと見分けがつかなくなる時もありましたし、割と線が太めなので軽やかで華やかな設定(と思われる)伯爵の役柄と合ってない気がしちゃいました。元々のシャンドン伯爵の位置付けの低さもあって、良くも悪くも印象に残らなかったというのが正直な感想です。

劇場に着いてパンフレットを読むまで姿月さんが特別出演している事を知りませんでした。が、あれは果たして姿月さんである必要があったのかどうか非常に疑問な私です…。あの映像…殆ど顔の判別がつかなかったし、確かに姿月さんは歌がお上手だなあと思いましたけど、徳永クリスの声とぜーんぜん違うので「ベラドーヴァの声にそっくりだ」というのに全然説得力が無くて。やっぱり客寄せなのかなあ…。

気づけばものスゴイ毒吐きまくりになっていますが、カテコはほぼ総立ちでめちゃくちゃ盛り上がってましたし、当日券(立ち見)まで完売の盛況振りでした。私も作品と曲は大好き(クドイ(笑))ので、歌唱力に不安のないキャストでもう一度観たいものだと切に思いました。
最後の仮面を取るシーンを考えると、コピット版はそれなりに美形でないとダメかなーと思うので、石丸さんとかどうかなあ?石丸エリックなら私は号泣必至なんですが。

以上すっかり時期ハズレですが「ファントム」感想でした。





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