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4/6「レベッカ」マチネ(初日)
「レベッカ」初日から帰宅しました。珍しく即日レポです。
今回シアター・クリエ自体初めてだったのですが…ホワイエ狭ーっ!!初日という事もあって、プログラムを買う人・売店で飲み物を買う人・トイレ行列の動線がごちゃごちゃになっていて、開幕当初の猫屋敷を思い出しました…。幕間に座る場所もないじゃんー!と思ったのですが、帝劇と同じく上演中以外は客席でも飲食可能との事でした。

本日の席は18列センター。客席と舞台の距離感や見え方はルテ銀とそっくりな印象を受けました。途中から階段状になっているので、前の人と頭が被る事が無いのでストレス無く観れました。前から5・6列目辺りまでは殆ど傾斜が無い様に見えたので、余り前方席だと座席運次第では「見えない!」という事になりそうです。私はコンタクトレンズ着用で視力1.0程度ですが、18列目ならオペラグラス無しでも問題なかったです。実際クリエではオペラグラスの貸出は行っていないみたいでした。
座席は「四季劇場と同じ製造工場で作った椅子?」という印象(笑)。椅子や膝掛けの形状がソックリだし、前列の背もたれに傘立て用フープが付いているのも四季劇場ぽかったです。

私の節穴な目によると本日客席内で確認できたのは、クンツェ&リーヴァイ両御大と演出の山田氏位でした。「招待客です!」という感じの人はそれ程見受けられませんでした。
上記3名はカテコで舞台上に上がってご挨拶もしていました。内容は一般的な話なので割愛しますが(←やっつけ)、リーヴァイさんが相変わらずニッコニコの親しみ易い笑顔&日本語で挨拶されていて、客席の心掴みまくりでした(笑)。
祐一郎さんの肩にもたれかかって甘えてみたり(←抱き合うじゃないところがカワイイ)、ちひろちゃんの手にキスしてみたり、リーヴァイさんってホント癒されます~。

本編の感想に行く前にその他業務連絡をば。
1:パンフは1,500円。お稽古場写真が掲載されています。祐一郎さんが相も変わらずちと意味不明な文章を寄稿しております(笑)。

2:上演時間は1幕1時間25分/休憩25分/2幕1時間5分の計2時間55分でした。

3:公式グッズはTシャツ/クリアファイル/バッグハンガー。公演ポスターも1部1,300円で販売されていましたが、昭和のニオイがする現チラシ版なので買いませんでした。1番最初の祐一郎マキシムグラビアのポスターだったら買ったのになあ(笑)。あ今の所クロリングッズの新作はない模様です(笑)。

以下本編の感想に続きます。
初見ですので大した事は書けませんが…。
前記事に「ネタバレは避けます」と書いたのですが、どうしても触れざるを得なかったので、適宜ご避難の程お願い致します~。

全体的な印象としては「良くも悪くも予想範囲内」という感じでした。
あれだけのキャストを揃えてるのですから役者陣にこれといって穴はなく。初日なので台詞を噛んだ箇所があったりまだまだ硬いという印象はありましたが、それはこれから解消されてくるでしょう。
でもストーリー的にアレンジやアドリブが利く作品ではないので、公演を重ねて大化けするという予感は無いと言うか…「伸びしろ」はないのかもと感じました。ある意味「もう出来上がってますね」という感じで、新鮮さや驚きを感じる事はないのかなあと。チケット代も高いので、役者ファン以外でリピートするのはちょっと難しいと思いました。

今回1番懸念していたのは舞台セットだったのですが。
うーんまあ「TdV」のズッコケぶりを思い出せば全然許容範囲だと思うのですが、マンダレイって実は結構倹約してるじゃん?な感じはありましたねー。ええあえて安いとは言いませんけどね?盆があったりセットの高さも使ってはいるのですが、何となく舞台の使い方が単調だなーと感じてしまうのは当演出家先生作品の共通点なのでしょうか…。レベッカのボート小屋なんて「ドアだけ」だったしなあ(苦笑)。

せっかく盆があるなら仮装舞踏会の螺旋階段や、「Rebecca - Reprise」でぐるーっと盆が回ってバルコニーになる演出とか踏襲して欲しかったなあと思います。
ウィーン版を実際に観た事がある方だとガックリするかもしれませんねー。実際に終演後怒り狂っているお客さんもみかけましたが(汗)。私はPVで見ただけなので「やっぱりね…東宝だもんね…」程度の感想で済みましたが。

どうやって日本の消防法をクリアするのか?と思っていたラストの演出ですが…消防法も何も…煙とライトだけの演出でした。ダンヴァース夫人のレベッカに対する壮絶なまでの崇敬と信念と、マンダレイを焼き尽くす炎の熱さの対比が鳥肌だなあと思っていたので、あれが限界なのだと前もって予想はしていたもののやっぱり残念です。なんかこう盛り上がりに欠けますもんね。

あと小説との違いですが、映画版と同じく舞台版もレベッカの死は「事故」の範疇になっていました。個人的には小説の様に実際にマキシムがレベッカを手に掛けたという真相の方が、より重いので好きだったのですが。
それとこれは今日日本初演を見て初めて知ったのですが、舞台版ってもしかしてハッピーエンドなんですか??小説だと「私」とマキシムは未だ過去から完全には抜け切れていない様な、それこそマンダレイを包む濃い霧の中にいる様な…そんな複雑な心の交錯が良いなあと思っていたのですが、舞台版は穏やかな満ち足りた笑顔で歌い上げているので個人的には驚きました。

さてキャストですが。
全体的に女優陣が素晴しいですねー!特にちひろちゃんとシルビアダンヴァース!!この2人には鳥肌でした。

ちひろちゃんはまさに「私」のイメージにぴったり!透き通る歌声は健在だし、可憐で健気でものすっごくカワイイ。1幕の可愛らしさが、2幕でレベッカの死の真相とマキシムの想いを知って、別人の様に凛とした美しい表情になる変化がすごく良かったです。マキシムに「君の瞳から子供っぽさが消えた」といわれるシーンがありましたが本当にその通りで、1人の女性の成長がよく演じられていたと思いました。「TdV」の時より痩せて細くなったのか、衣装も鬘もよくお似合いでした。

シルビアダンヴァースはもう最恐…もとい最っ高でした!!期待以上の迫力で鳥肌立ちまくりでした。カテコの拍手もシルビアの時が一番多かった様に思いました。他にはこの役を出来る人が考えられない程圧倒的でした。

祐一郎マキシムはまとめるとやはり祐一郎さんだなあと(苦笑)。
あ、ご心配なく。他の作品に較べれば腕の動き他独特さは抑え気味なんですが、ファンの性として一挙手一投足に「うわっ祐一郎だー」と反応してしまうもので(笑)。特に意識して笑いを取りに来ている感じは全くなかったのですが、それでも客席が反応してしまうのは祐一郎さんの損な性分なのかもしれません。
演技的には小説や映画、もしくはUweマキシムの様に「神経質で癇の強い」という感じは余りしませんでした。「何を考えているのか捉え辛い」という雰囲気はありましたが。

ヴィジュアルはポスター通り「そし誰」を彷彿とさせるのですが(ちなみに私が見たのは禁断の再演時。幕間・終演後にありとあらゆる箇所で「太った太った」という感想が聞かれていた時です。)昔より痩せられたので、まあーーーーーースーツが似合う事!!白のスーツをあんなに自然と着こなせる50代ってそうそういないですよねえ。ああそれなのに何故私服(以下略)。が、衣装は良いのに鬘が!前髪がっ!!何ゆえすだれ前髪…?古い…古いよ!!

あと個人的にどうしても得心が行かないのがマキシムと私のラブラブキスシーン削除ですよっ!思わず太字・強調ですよっ!!
輸入版CDで推測するに結構その…なキスシーンがあるはずだと思っていたのですが、嘘チューが1回だけ。あとは抱き合うだけですよ??逆にもの凄い不自然だったし、個人的には萌が足りんのですが(腐)。なんでだろう…東宝芸能(ちひろちゃんの所属)からの物言いでもついたのでしょーか?それとも舞台上でのそういう行為には年齢制限があって五十路はNGなんでしょーか。ふと思い返すと50歳を超えてからは祐一郎さんのキスシーンは見てないですもんねえ。まあ作品的にそういうシーンが無かっただけかもですが。これで「エリザ」まで嘘チューになったら一体何を楽しみにオペラグラスを構え(以下規制)。

話は戻って。私が勝手に心配していたのは曲調的にマキシムの告白「Kein Lacheln War Je So Kalt」を祐一郎さんが歌うと、独特な動きをしたり唐突に素っ頓狂な声を出したりすることによって、腹筋の痙攣を堪えねばならなくなるのではないかという事だったのですが…全ー然問題なかったです。ちゃんと聞き惚れました♪

でもやっぱり一時期に較べると声のハリや艶は…かなあ…。曲のせいかもしれませんが、あの劇場の空間を揺るがす様な歌声に雷に打たれたような感動を受けた事を思い出すとやはり物足りなさは否めません。いえ今でも祐一郎さんは充分に美声なのですが。

今期「レベッカ」カンパニーで一番の美声はダントツで禅フランクですねー。もうそれはそれは素晴しい美声で歌い上げていて「もっと聞かせてくれえええ」と欲求不満でした。

寿ヴァン・ホッパー夫人と吉野ファヴェルは、2人とも居るだけでその場の空気を変えてしまうような華とオーラでした。特に吉野ファヴェルは自ナンバーでこれ見よがしに踊りまくり(笑)。これがまた見惚れるほと美しい動きだったので思わず手拍子したくなってしまいました。作品的にちょっと…な空気なのでそんな勇気はありませんでしたが。
伊東ベアトリスもはるぱぱベンもきっちりとキャラの立った演技をされていて安心感がありました。

アンサンブルはお名前を存知あげている方多数だった…のですが予想に反して迫力に欠ける印象でした。歌声が身体に全然響いて来なくて。途中「マイク死んでる!?」と思う箇所があったので音響が控えめなのかもしれません。

オケは舞台袖にいるとの事で、客席にはスピーカーを通して音を流しているのかもしれません。事前に知らなければテープだと思ってしまうかも。言い換えれば金管がプピーーーーとかます様なアクシンデントは無かったという事なんですが、やっぱりオケピが舞台前面にあるのとでは音の迫力が違ってしまうなあと思いました。クリエのキャパでは無理な注文なので、予定通り日生で再演する時を楽しみにしたいと思います。

残りの手持ちチケはなんと1枚しかありません。
おおお愛する祐一郎さんの舞台でこれってどういうことだーーーーーー。
でも全席12,500円の壁は平凡な会社勤め人には余りに高くて厚い壁なのデス…。






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