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2/17「オペラ座の怪人」ソワレ

半ば予想通りとはいえ主役3人が一気に交替しちゃいましたねえ。北澤さんファンの友人は速攻譲渡板に走り、土日のチケットを奪取しておりました…私よりもチケ取りにアツい人が身近にいるのが不思議な気分(笑)。私もあやうくその波に乗ってしまいそうでしたが、来週のチケットを持っているので何とか堪えます。……というか佐野ラウル来てーっ!!とてぐすね引いて待ち構えております。ハイ。



というわけで、昨日が村ファントムの東京公演楽(確率99%)だった事になり、私の観た回は前楽だったわけです。それに相応しい素晴しい舞台だった…んだと思います。終演後感激のあまり泣き崩れているお客さんがいた程です。

が、なぜ客観的な言い方かというと、ちょっと体調が優れなくて集中力を欠いてしまっていて…あああ…残り少ない「オペラ座」なのに!観劇には睡眠・体調共に万全で臨むべし、という基本に立ち返させられました。1幕で誰かがセリフを噛んでいたのに気づいたのですが、終演後には誰がどのシーンで噛んでたかはすっかり失念していた程記憶が曖昧です。



そんなわけで村ファントムに関しては前回(2月3日)の方が心に響きました。あ、でもあくまで高レベル安定、という事に変わりはありません。ただオケがなあ…また心持ち早い気がしました(もちろん指揮は井上さん)。もっとゆったりと情感を込めた音楽が聞きたかったです。

本日のプチハプニングその1。「The Music Of~」の暗転後、照明が点いた時にオルガン前に座るファントムがペルシャ帽を被っていませんでした。仮面もうまくフィットしていなかったみたいでモゾモゾと手直ししてました。うーんちょっと舞台裏を見てしまった気分(笑)。というかあのペルシャ帽…元々ヘンだからそのまま被らなくてもいいんじゃないかなーと心の中で呟く客が1人…えへ。

プチハプニングその2。村ファントムの楽モード突入にあわせたかの様に、火の玉棒も気合はいっちょりました(笑)。いやいやあんなに遠くまで飛んだのを観たのは初めてでしたねえ。最後の「宣戦布告だ!」の後の火の玉なんてオケピに届いちゃうんじゃないかと思ったぐらいです。うん、これぐらい迫力があった方が良いと思います。ショボイ火の玉だとラウルの「こけおどし」の言に激しく同意してしまうので(苦笑)。



この回一番注目して観ていたのはお久し振りの苫田クリス。実は私まだ2回目でした。いやはや何せ前回が佐渡クリスだったものでもの凄い違和感でした(苦笑)。どっちが良いとか悪いとかではなく、ただ単純に慣れなくて戸惑うという…。席に座って観ているだけの私がこうなのですから、共演している役者さんの気持ちの切替に要する労力を思うと頭が下がるばかりです。



苫田クリスは何かを夢見ている様な娘(こ)と言うより、もっと幼い少女の面影を残している感じですねえ。「あなたラウルなのね!」とぴょこんと飛び跳ねながら嬉しそうに駆け寄る姿に、ワタシが遠い昔に失った若さを感じました…ハハハ…っていうかワタシの場合そんな初々しさは母親の胎内に既に置き忘れてきている気もしますが。

まさに「僕が守ってあげなくては!」という父性を刺激するタイプなんでしょうねえ。今まで観た中で涼太ラウルが最も格好良く見えましたもん(笑)。「All I Ask~」でラウルに寄り添う苫田クリスも「胸に顔をうずめる」という表現がピッタリの可憐さで、そのクリスの肩をグッと抱きしめるラウルがより頼もしく見えるという相乗効果が良かったです。



そしてファントムラブ度NO.1の呼び声高い苫田クリス。「ハンニバル」でマダム・ジリーが読み上げるファントムからの伝言、「5番ボックスは彼の為に空けておかれたい」を聞き、その後メグに声を掛けられるまで一人じっとボックス席を見つめ続けている姿が印象的でした。音楽の天使への静かで強い憧れの想い…そこに姿はなくともファントムとクリスの絆が見えるようでした。

なんと言っても地下室のシーンはクリスに泣かされっぱなしでした。特にあの哀しそうにベールを取る仕草!「さよなら裏切りの友」と口では言いながらもまだファントムに心を残している感じがありありとわかって…もう涙腺ストライクでした。



苫田クリスの場合は「心捧げた」と言っても、最初の方は意識的に捧げているという感じはないですね。ファントムの織り成す甘美な世界の中に、自分が今何をしているのかもわからずたゆたっている感じがします。それがファントムの残酷な殺人を目の当たりにして悩み苦しみ、最後にはファントムに愛と赦しを与える女性に成長する…クリスティーヌの少女から1人の女性への心の成長が一番分かり易いクリスかもしれません。



ただ「クリスとして」ではなく「舞台役者として」、今少し細かな努力を積み重ねていって欲しいなあと思った事も本音です。まずやはり歌の不安定さ。時折微妙~にずれているような気がします。巧く表現できないのですが、言葉で言う語尾に相当する部分の処理が雑な感じもしました。正直ちょっと身構えて聞いていました(汗)。

後は所作ですね。ピョコピョコとした歩き方と手がヘンにピンッとなってしまっているのが気になってしまいました。特に手は…結構目立つので気になり出すとキリが無くて。具体的に言うと中指と薬指の間が妙に開いていて、「なんかヘンだ…ハッ!あれはバルタン星人…」と思ってしまったのですよねえ。…そんな風に思ってたのは私位でしょうけれど…。

指先まで神経を行き渡らせようという心構えの現われかもしれないのですが、舞台の上で美しく見える所作についてはもっとお稽古と工夫を重ねて欲しいと思いました。そしてやっぱり私の汐留でのベストクリスは沼尾さんだなあと改めて思ったのでした。



以下その他雑感を。






諸カーラが初でした。これまた若くてキレイなカーラですねえ。クリスと同年代のライバルの様に見えてしまいました。みんながウンザリ顔を隠せない程ふてぶてしいという感じはしませんでした。むしろ「美人だし確かに才能もあるんだけどちょっと性格に難があるのが玉にキズなよねえ、あの子」なクラスに1人はいそうなワガママお嬢さんという感じで。

歌い方も他のカーラよりは声量も声質も大人しめな感じなので、「プリマ・ドンナ」では歌詞が聞こえなくなる事も。その分ハーモニーとしてはすごく綺麗に聞こえたので一長一短なのでしょうか。難しいですねえ。

あと蛙声がとっても変わってますね(笑)。うーん文字にするのが難しいのですが、蛙になったと言うより具合が悪くなったのか心配に思う様な感じ。



いつの間にか西尾さんが汐留から去っていた…。斎藤さんも童顔でカワイイのですが、西尾さんの高ーいジャンプやキレキレのマント翻しがないとやっぱり物足りないよーっ(泣)。楽週にまた戻ってきてくれないかなあ。主役3人は高井ファントム×沼尾クリス×佐野ラウルが個人的希望キャストです。なにせ佐野ラウル未見なんですよーっ!!!もうこれが佐野ラウルを観られる本当に最後のチャンスだと思います。嗚呼神様仏様浅利様(笑)、どうかこの願いをかなえて下さいませ~。





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