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4/4「回転木馬」ソワレ
2週間も経ってしまって記憶もおぼろげですが、4月の観劇はこれ1回だけなので少しだけ感想を。

開演前にお手洗いに行った所とっても空いてて快適~だったのですが、客席も空いてた…。
食費節約の為に男性までが自分でお弁当を作るこのご時勢に、チケット代12,000円っていうのは余程の集客力のある作品じゃないと埋められないですよね。
というわけで1階S席は後ろ3~4列は殆ど丸々空白でちょっと居た堪れないキモチに。

生の舞台は今回が初見だったのですが、何故か95年の東宝版のCDを聞いた事があったんです。
東宝版はキャストも素晴しいし、何より楽曲の素晴しさに大感動だったんです。
今回も歌唱力のあるキャスティングでかなり期待してたんですが……正直これは演出全般がダメだなあと思ってしまいました。

どうやら上演時間をかなり削ったみたいなんですが、そのせいか全体的に話が薄っぺらい感じになってしまっている気がしました。ジュリーとビリー、キャリーとスノウという2組のカップルの対照性とか感じられなかったし。ルイーズが周囲と気持ちを通わせていく経過もアッサリしてたし。

セットもなんだか不況を感じさせる作りで(汗)。
決して裕福ではない漁村が舞台だというのはわかるんですが、まさか遊園地の回転木馬が吊り下げられた電球で済まされるとは思わず…。ビリーが初めて見るルイーズが浜辺で踊るシーンなんかも、照明とか工夫したらもっともっと美しくなると思うんですけどねえ。

そして致命的だったのは音楽まで短くカットされている為にミュージカル的な盛り上がりに欠けてしまった事。
音楽の持つ力を活かしきれてなくて、これだけ歌に定評のあるキャストが揃っていて…という欲求不満もあって非常に残念でした。気のせいか音響も控えめだった様な…声や歌詞が聞きとりづらいというストレスもありました。

と、酷評に近い様な感想を書いてしまいましたがキャストは皆良かったです。
それだけに残念というのもあるんですが(ループ)。

笹本ジュリーはとにかく泣かせます。
ビリーが死んだ時の「私はあなたが考えている事はみんなわかったわ。でも…あなたは私の事をあまりわかってはいなかったわね。」(←ウロ覚え)に嗚咽を必死に堪える程号泣でした。

浦井ビリーは最初キャスティングを聞いた時、正直「キャラ違いじゃないかなあ?」と思っていました
ビリー=男くさい荒っぽい感じ、というイメージだったので。
それが意外な程似合っていてビックリ!大きく開いた衣装の襟ぐりから覗く小麦色の肌がとってもワイルド&セクシー。
歌は今まで浦井くんの役で聞いていた曲に較べると低音域だと思うのですが、声が太くなったのか迫力のある歌声だったし。
ただ2幕以降地上に戻ってきてから歌も台詞もない状態で舞台に居続ける時には少し手持ち無沙汰な感じが否めなかったかなあ。

はいだキャリーは案の定ネジ外れてる感じなキャラで、最初はずっとこの調子だと疲れるかも…と思ったのですが(苦笑)、2幕後半で再登場した時に15年という時間の経過をきちんと感じさせてくれる演技が良かったです。
しかしはいださんはめちゃめちゃ細いですねー。
だもんで、ジガーがどさくさに紛れてキャリーの胸に顔をうずめたりお尻に触ったりしてもあまり下心を感じられなくなってました。

坂元スノウは朴訥な笑わせキャラ。
多分日替わりだと思うんですが、キャリーに「何か甘い優しい事を言ってよ!」といわれたこの日の返事は「カスタードパイ!」でした。

川崎ジガーは舞台では初見だったのですが、めちゃくちゃ華がありますねえ。
舞台映えする容姿で、少ない出番でもとても目を惹きました。

歌唱力の面で惜しかったのは安奈ネッティ。
高音域になると途端に声量が落ちてしまって。ちょっと掠れてる感じもしたので喉の調子が悪かったのでしょうか。ネッティは聞かせ処の持ち歌もあるので、安心して聞け惚れられないのはちょっと残念でした。

観終わって一番に思ったのは、もう一度95年東宝版CDが聞きたいなあという事だったり(苦笑)。
涼風ジュリー、吉岡小鼓音キャリー、禅さんビリー、市村ジガーという超豪華キャスト。でも廃盤なんですよね…。





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