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12/13「オペラ座の怪人」ソワレ

えーっと…もう1週間経ってしまって細かい所はすっかり記憶が飛んでおりますが、先週観た「オペラ座の怪人」の感想をば。



高井ファントムにお目にかかるのはなんと3月以来という不義理状態。「レミゼ」「エリザ」等東宝…というか祐一郎さんに心(と財布)を奪われていたせいもあって一時期汐留自体から足が遠のいていた時期があったせいなのですけれども。7月以降はイベントや記念公演があったので月イチ観劇が恒例化したのですが。

そんなわけで開演前は高井さんお久し振りです~っ!と相当テンション高かったのですが、舞台の方はなんだか淡々としていてイマイチ盛り上がらないまま終わってしまった…というのが正直な所です。あ、支配人ズの小ネタは相変わらず濃かったので、そこは対象外ですが(笑)。



「淡白な舞台だなあ」と感じてしまった原因が、ここ数ヶ月で佐野ファントムを見慣れてしまった事に少なからず起因するかもしれないと思うと心中複雑です。でも個人的には「高井さんにもっと細かく芝居をして欲しい」とは思わなかったです。当たり前の事ですがそれぞれの個性に相応しい演じ方があるのですし。

佐野ファントムの場合は「オペラ座の怪人」という1つのドラマを文字通り「観客として観る」という感じがします。ファントムの世界は自分のそれとはあくまで別な所にあるのだけれども、ファントムの心情に自分を投影して感動するという。

かたや高井ファントムの場合は「ファントムの世界に内包されていく」様な感覚を覚えます。あの声で観客に否応無くファントムの世界を体感させてしまう様な…。



端的に書いてしまうと前者は論理的、後者は感覚的な要素の強い役作りなのだと思います。それ故佐野ファントムの方が声の好不調や共演者との相性にあまり影響を受けない舞台を観られるのかもと。高井ファントムの場合は全ての歯車がうまく噛みあった時の感動は筆舌出来ない程だと思うのですが、その代わりに今回の様にアッサリ風味な回にあたってしまう事もあるのだなあと思いました。

あっ、村ファントムの事が出てこないのはあまりに観劇回数が少なくて(2回…)語りたくても語れない為です…。



しかしながら今回はファントム役者の違いには影響を受けるはずの無い、冒頭の「オークション」のシーンで早くも意識が飛びそうになりました(汗)。仕事帰りの観劇という事も一因だとは思うのですが、林オークショナーの台詞まわしがとっても単調だったんですもんーっ!ずーっと同じテンポで抑揚も感じられずで…もっとファントムの世界を窺わせる様な、物々しさとかある種の不気味さを感じさせて欲しいなあと思ってしまったのですよねえ…うーん。



そしてなんと言ってもオケが速かったのが盛り上がりに欠けた最大原因でしょうか。ちなみに指揮は井上さんでした。私は重いよりはアップテンポな方が好みなんですけど(帝劇なら塩田さんがダントツに好き♪)、それにしても最初から最後まで全曲速いのはちょっと…。音楽が先行してしまって、高井さんの声が劇場の空気をゆっくりと震わせる様なあの余韻を充分に感じられなくてちょっと欲求不満でした。

乾燥しまくり&空気中にウイルス飛びまくりなこの時期なので、役者さん喉の負担を考えての事だとしたら、人手不足の内情を知っている身としては何も言えなかったりするのですが。でもでもせめて「Music Of The Night」だけはもっとゆっくり振って下さいっ!!



更に西田メグも一因かも…アハハ…。歌がちとそのアレなのは「エビータ」で観ているので覚悟してたんです。でも悪い意味ですらも全く印象に残らなくて。「メグがどういう役柄で、この作品の中で周りとどう関わりを持っているのか」が伝わってこなかったので、「わざわざメグ・ジリーという役名がついている意味がわからんなあ」と思ってしまって。プロフ写真やミストレスの時には「美人さんだなあ」と思っていたんですけど、群舞の中で一際目立つ!という感じでもなかったかなあ…なんて。

とりあえずラストの地下室でファントムの椅子からマントを剥がす所。せめてあそこだけはもっとタメて欲しかったです。格子から降りるのに手間取ってしまって時間が足りなくなったの?と思う程、何の躊躇いも無く剥がしてましたからねえ。もっと緊迫感を…下さい……。



更に母親役の秋山ジリーの方も相変わらず喉がキツそうで。時に掠れ時に裏返り…大事に至らない様に何とかこなしているという感じがして、聞いていて「お気の毒だなあ」と思ってしまいました。ここ数ヶ月ずっとこんな感じですよねえ。マダム・ジリーまで人手不足とは…。

そんなわけでジリー母娘が不調気味な上に、ラウルが一際声の大きい涼太さんという相乗効果で、「プリマ・ドンナ」の男声・女声の声量バランスがなかなかスゴイ事に…うーん残念でした。



ウワーなんだか後ろ向きな事ばかり書いてしまって…(汗)。

気分一新(?)寺田&小林支配人ズの感想いきまーす。


といってもあのお二人はもうずーーーーっと小ネタ連続なので逆に書くのが難しかったりするですが(笑)。

今回特にツボったのは小林フィルマンの嫌われ具合ですねえ。「こちらはムッシューリシャール・フィルマンと…」との紹介を受けて尊大な態度で会釈する小林フィルマン。「カンジわる~い」と思いっきり言われてました。更にカルロッタの「Think Of~」を遮って拍手をしてしまった事に対しては「シツレイねえ!」とこれまたバッサリ言われちゃってて。

ていうかそれ絶対本人に聞こえてますけどっ!?12列目に座っていた私にまで聞こえるのですから、これはもう陰口ではありません(笑)。「ハンニバル」のシーンでのアンサンブルさん達のアドリブ演技は元々大好きで意識的に観ちゃうんですが、ここまでハッキリと聞こえたのは初めてです。多分言ったのは西田メグだと思うのですが、いやあ可笑しかったです。個人的には「正装姿の小林さんステキ~♪」と思っていた矢先のカウンターブローって感じだったので尚更に(笑)。



寺田アンドレも全編通して動きがオカシな事になっているのですが、一番笑ったのは2幕の「支配人のオフィス」で「♪見たか?このスコア~」と歌いながら走ってくるそのスピードでしょうか。本気の猛ダッシュ!マリオも顔負けのBダッシュ!ブレーキかける時に床がキュキューッって鳴ってましたもん(笑)。

後は「ドン・ファン」の幕前でファントムが「♪ここだファントムがいるぞ~」と挑戦的に歌いかけるシーンで「ここだ!」という声に都度大ビビリの所とか。最後にはとうとう心臓を押さえて苦しそうにしてましたよう。ああ誰か救心をお持ちしてーっ!!



このお2人、背格好は全然違うのに妙に動きが揃っているところが可笑しいですよねえ。ふと差し出した手の角度がシンクロしてたりとか。コントかよ!?とツッコミたくなるあの動きが「ファントムの手の中で転がされている」様な滑稽さがあって良いなあと。我が手中の…ってどこかで聞いたフレーズですが(苦笑)。

この回は小規模な団体さん(日本語がちょっとヘンですが…)や男性のお客さんが多かった気がしたのですが、支配人ズのお2人がかなり笑いを取っていてなんだか嬉しくなっちゃいました。



そしてこの色モノ支配人ズよりも笑えたのが「マスカレード」のダミーファントムでした。だって…階段降りてくるの遅ーーーーっ!!!全っ然怖くないですよっ!!アレなら私でも「銃で仕留め」られる。余裕で(笑)。いやもうあまりの遅さに思いっきり噴きました。ま、あそこで転ばれたらもっと取り返しがつかないからある程度は仕方ないのでしょうけれど。

そういえば話は飛びますが、ネットを彷徨っていて祐一郎ファントムがあのシーンで階段を「ズダダッ」と踏み外した事があるというネタを見かけました。何事も無く歌い続けたそうですが。「♪驚いたかね~」って…「そりゃ驚くわっ!!」という客席中のツッコミ空気が想像できますねえ(笑)。

同じく祐一郎ファントムの時にシャンデリアが落ちなかった事もあるそうで。むなしく響くファントムの高笑いを想像すると…これはちょっと笑えないハプニングだなあ。まあこれは役者の責任ではないのですけれど。



話を元に戻してその他今回気がついた事。

沼尾クリスの透き通る様な高音が大好きなのですが、今回その高音が不調とまではいかなくても精彩を欠いていた感がありました。「Think Of~」のラストは音が上がりきってなかった様な…。でも2幕の「Point Of~」辺りは惹きこまれる様な声量と色気だったので、休演日明けすぐだからまだ調子が出ていないのかなあと思ったのですが。ただその後観られた方のレポを拝見しても同様の観想が多い様なんですよねえ。来週キャス変かなあ。



演技は強気過ぎる箇所が時折あって高井ファントムが「ワガママ娘の言動に静かに耐えている可哀相なお父さん」な感じに見えてしまったところもありましたけど(苦笑)、ハッと胸を衝かれる様な素晴しい表情をされている時もあって。特にラストで指輪を返す時にファントムを見つめる表情が良かったです。凛とした気高さが漂っていて印象的でした。

それしても沼尾クリス、相変わらず顔も体も華奢でカワイイ……ああいう女の子っぽい外見がとっても羨ましいんですよねえ。それでいて中身は相当サバけた性格で。そういうところも好きだなあと(笑)。



後は色々な所で話題に登っている鞭男の西尾さん!

うわーカッコイイですねえ!!キャスト表をひっくり返して見たところ、前回の「ACL」の時に拝見している様なのですが殆ど記憶に無いのはナゼだー。やはり鞭男は上半身裸だからねえ。

というイタイ感想は別にして、あの躍動感溢れるジャンプの高さと、それに反して音を立てないしなやかな着地!見応えありました~。



なんだかんだで相変わらずの長さになってしまいました。

次の手持ちは1月半ばです。まあ多分その前に489444で行ってしまうと思いますが。

まだ1回しか観ていない苫田クリスに当たらないかなあ。そういえば「異国の丘」もそろそろ終わりますけどさすがに佐渡クリスはもう来ないのでしょうか(苦笑)。佐野ファントム×兄ラウル(のどちらか)も一度観てみたいし、北澤ラウルの肩乗せリフトも観たいし、何より佐野ラウル未見なんですよ私っ!嗚呼楽までにこのうち幾つの願いを叶える事ができるのやら。





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