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11/18「マリー・アントワネット」ソワレ~その1~



また大分日が空いてしまいましたが、先週土曜日3回目の「MA」に行って参りました。何の構えも無く観に行って???になってしまった初日、良席過ぎて役者の顔ばかりみていた(オイ)2回目に較べると冷静に観劇できた様な気がします。とはいえ正直まだ「アレとコレがどう繋がってるんだ?」「そのセリフの意味がワカラン」など理解できない部分も多くてですね。よって考えが全くまとまらずいつも以上に無駄の多い感想になりますがご了承を…。



本日のWキャストは写真の通りで、初日観劇時と同じ組み合わせでした。

5日マチネには無かったのに、いつの間にかキャストボードの背景がプチゴージャスになっていました。

もういっその事全部の柱をデフォルメしまくってロビーを鏡の間にしちゃえ~!…作品の中身とイメージ違うからダメですよね…ハイ。そういえば劇中に登場する鏡ですが、2階から観るとオケや1階前方席のお客さんが映っていてちと怖いです(汗)。



新妻マルグリット、すごく柔らかくなってました~!

やっぱり初日は相当気張ってたんですかねえ。

「イニシャルは同じでも他は何1つ同じじゃない」

「今まで一度も人間として扱われなかったからです」

「私には父はいません」

…これらのセリフ、初日に観た時は全て同じ調子に聞こえました。「怒り一辺倒」という感じでまさに「革命闘士」。でも今回観た時は「ああマルグリットも内面で色々な想いを抱えてるんだな」と感じさせる様なそんな雰囲気でした。

そういえば更新頻度激遅の公式ブログよりむしろ楽しみにしている新妻マルグリットのブログですが、アントワネットに向かって投げるあの布、確かにキレイに真っ直ぐ広がってますよねえ。しかし祐一郎さんてば「投網の名人!」って…投網って単語、普段口語としてなかなか出てこない気がしますけど…なんか祐一郎さんらしいなあとウケました(笑)。

ホント公式もこういうネタをどんどんアップしてくれればいいのにぃぃ。何しろ新妻さんのブログを見て初めてあの布が「血染めの布」だと知った位ニブイ私なので…。だってあの布、ラパン夫人が鞭打たれる前から普通に赤い布でしたよねえ?だから何の意味も無く普通に赤い布なんだと思ってました(汗)。いや一応「レミゼ」の旗と同様に「自由」や「民衆の怒り」の象徴として赤い色が使われているんだろうなあ位は思ったんですけど、血で染まってるとまでは考えなかったです。



あ、あと最近知った事がもう1つ。フェルセンのセリフに出てくる「モンゴルフィエの気球」の件です。ええ、もちろん「モンゴル笛の気球」だと思ってましたとも!だから本気で意味がわからなくてですね。「モンゴル笛?ホーミーみたいなもの?」と思ってました…イタタ(汗)。

でもでもっ!モンゴルフィエ兄弟ってそんなに有名なのですかっ!?私、フランス革命前後の史実には人並みの知識(8割方「ベルばら」仕込みとはいえ)は一応持ち合わせていると自負していたのに…ショックだー。

調べてみるとモンゴルフィエ兄弟は1783年9月19日年にルイ16世の前で気球の飛行実験を行ったとあります。フェルセンが見ていた気球っていうのはこの時の実験の気球なんでしょうか?

となると国王臨席のそんな大掛かりな実験の場に王妃が同席していない(それどころか庭園で逢引中)のって変なのでは…とかふと思ったりするんですが。うーん「MA」って史実を曲げてはいないですけど、エピソードの使い方でどういう効果を狙っているのか個人的には理解できない事が結構あるんですよね…。



噂の井上フェルセンの新お衣装拝んで参りましたよ~!

最初にあの軍服姿で登場した時には、アントワネットの「幻想」として舞台奥の照明の薄暗い所に立っていた為、B席観劇の私は「くっそ~!長いおみ足がボヤけてよく見えん!!」とジタバタしていたのですが、その後タンプル塔の場面でも軍服姿だったので一安心(笑)。

いやあ~井上くんはやっぱりこういう貴公子キャラ正装モノの衣装が一番似合うっ!!ご本人は複雑かもしれませんけど、是非永遠のプリンスでいて頂きたい~!

しかし公演途中で衣装追加って…これは「アンカレ」のヴロンスキーファッションショーで目の肥えてしまった井上くんファンに対する欲求不満解消サービスなのでしょうか?フェルセンという役自体も人間味溢れる良い役だし、プリンスファンが羨ましいと思うキングファンの私であります。

あ、もちろん井上くん自身の歌も演技もいいですよねえ。声が太くなって歌声にどっしりとした風格がありますし、涙を流しながらの熱い演技も素晴しくて。短い出演時間の中で「フェルセン」という人間像がきちんと伝わってきます。わからないのは何故あなたがあのアントワネットをそこまで愛しているのかという事ですよ…。



終演後に書きましたが、この日は山路ボーマルシェの声がやられちゃってました。

カリオストロを紹介する第1声を聞いた時は「胡散臭さを出す為に声色変えたのかなあ?」などとノンキな事を思ったのですが、歌になると実にツラそうで…声が全く伸びずに裏返ったりしていました。でもその後不調の噂は聞こえてこないので、次の日には持ち直されていたのでしょうか。良かったです…(涙)。

しかしながら声が思うように出ないというのに、アドリブは通常営業モード。「7つの悪徳」の後も「いやあ喋りすぎちゃったよ~でも歌にすると字あまりになっちゃって…誰もそんな歌聞きたくないよねえ」等々塩田さんに促されるまで喋ってました。




この日気がついたのは、女達のヴェルサイユへの行進をオルレアンが煽るシーンで、駄賃をねだる山路ボーマルシェがになってた事。膝をついて犬掻きのような手つきで「チョーダイ!チョーダイ!」と尻尾フリフリ状態。オルレアンが投げた銭袋を口に加えてこれまた嬉しそう。私はこういう外見(チョイ不良オヤジ系カッコよさ)と中身(もしかしてヘンな人?)のギャップにとことん弱いんですよーっ!!ええ、「宝塚BOYS」も絶対観に行きますっ!!



登板スケジュールのわからない子役さんですが、ともよテレーズが可愛すぎてもうどうしたらいいんですか状態です。禅さんがともよちゃんのほっぺたを「ぷにっ」って触る→ともよちゃんがニッコリして禅さんに抱きつく→禅さんがともよちゃんをお姫様抱っこ、の一連の流れにめちゃめちゃ癒されます。胸がキューンとしますもん(笑)。禅さんもきっと癒されてるだろうなあ。本当は貧民の子供の役でもどんな演技をしているかみたいんですが、オペラで探しまくったのに見つけられなかった…。どこにいるんだー!

ともよちゃん、是非リトコゼちゃんもやって欲しいです。歌声を聞いてみたいし、バルジャンズとのくるくるがみたい~!!きっとメロメロでしょうねえ、ヒゲ面バルジャンズのオジサン達(笑)。



で、そのヒゲ面バルジャンズの1人、祐一郎トロ様についてですが。

素顔の祐一郎さんはかなりお疲れモードでしたけれど、舞台上では全く感じなかったです。前にも書きましたが歌い方も初日とは随分違ってますよねえ。初日の時はかなりヒステリックに叫んでいたので「コレを5月までシングルキャストで歌ったら祐一郎さんの喉が心配」と思いましたし、「♪王と王妃~」と所は「え…あの祐一郎さんが音外してるっ!?」と思った程でしたけど。今は聞いていて無理が(ほぼ)ないしファン待望のロングトーンも長くなってますし。ただ祐一郎さんのロングトーンを聞きたいのは山々ですが、「エリザ」と違って「MA」ではあまり不自然にロングトーンをやるとますます浮い…ゴホゴホ…。

あ~でもあのギロチンを前にした「♪王と王妃~」の所、何故にトロちゃんがダッシュで逃げなきゃいけないのかフシギです…。ガーッと歌ってマントばっさあーっと翻して悠然と退場、ではいけないんでしょうか?あの甲高いキーで歌いながら走ったら、そりゃあ誰だって声ぶれるよなあと。



相変わらず祐一郎トロちゃんのナンバーは覚えられなくて、わずかなフレーズが脳内に残るだけなんですけど、クンツェさんのサイトによるとライヴ盤のCD発売が決まっているようですね。ドイツ語→英語→日本語に変換して読んでいるので大まかにしかわからないのですが、凱旋公演前には発売される感じでしょうか。後述しようと思っていますが、「MA」はストプレ的演出である反面、歌詞中に重要な言葉が載せられていると思うのでCD早く欲しいなあと思っています。あ~どっちのマルグリット版を買おうかなあ。総合的には玲奈ちゃんの方が好きなんですけれど、CDで声だけ聞くとなるとどうだろう。うーん。



話が逸れましたが、カリオストロの場合はこの作品中の役柄として、どれだけ回数と努力を重ねてもこれ以上深みを出せる役ではないですよね…よって自然見所も限られるのが物足りないのは変わりありません。が……私は今回の役で「祐一郎さんが動きでもみせられる役者」である事にびっくりしましたよ!(←大失礼)

歌う時のアコーディオン化は相変わらず(…)ですが、プロローグの場面他で見せる手の動きやマントに包まれたシルエットの美しさ!例え全身布に覆われていようとあのオーラは消せないよねえ…ウットリ♪と思っていたら2幕のダミートロの場面で初日・2回目ともまんまとダミーを祐一郎さんだと思って注視していた自分にプチショック(笑)。

初日はともかく2回目も騙されるって…更に3回目の今回も「ああそういえばここは祐一郎さんじゃないんだよな」と途中で気がつきました。やはりファン失格ですか…あうー。そういえばこのネタはてっきり「瞬間移動のイリュージョン」だと思っていたのですが、思いっきり「2人のカリオストロが同時に舞台上に存在」しちゃってますよね。それともあれは正しくは「分身の術」なんでしょうか(苦笑)?



その他今回気がついた点をいくつか。

トロちゃんのマントの袖部分がフリルのシースルーになっていて意外とカワイイ。

首飾り事件のラスト近くで片足を盆に乗せて歌う姿…その足の長さにウットリ。ウギャー(壊)。

ジャコバン党の集会シーン、この日は寄り目無し!目をつぶって(仮眠…?)ユラユラと上体を揺らしていました。

黄旗振りシーンの登場時、後ろ向き横歩きでブンチャッチャと出てくる祐一郎さんが好きです(←告白)。

で、本日そのヴァレンヌ逃亡シーンで「♪国王よお~~~ぁうっ!?」っと笑い取りに来てましたーー!前回はやってなかったぞ!!でも私のご近所は誰も笑ってなかったよ…(号泣)。トロちゃんの摩訶不思議なお茶目行動は、やり過ぎると作品から逸脱しちゃうし、控えめでも笑っていいのか微妙な空気になるしで、イマイチ納まりが悪い気がします。「M!」のおトイレシーンみたいに笑いどころにも選択と集中が必要なんじゃないかなあと。



長くなりましたのでここで一端切ります。

その2では「MA」で私が「わからないところ」を綴ります。ここまで話の流れを理解できない作品は初めてなので自身の鑑賞眼の無さに少々不安を抱いているこの頃です……ああ誰か私にわかりやすい解釈のお恵みを!









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