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11/5「マリー・アントワネット」マチネ~その2~

続きです。



哀しいかな。祐一郎さん演じるカリオストロにも疑問点は多いのです。演技とか歌とかではなく役そのものの存在自体に…。

ハッキリ言ってしまえば出番が多すぎやしませんか?と。例え何もしないで立っているだけでも1時間は眺めていられる自信がある程大好きな祐一郎さんではありますが、作品の中で「このシーンで登場する意味があるのか疑問」な場面が多いのは、祐一郎ファンとはいえさすがに引き気味なのですが…。他の役者さんファンの方から「そこの黒くて大きい人邪魔だから!」とか思われてたらどうしよう…(泣)。



娼館を覗き見たり(←しかもちょこんと顔出してて何やらカワイイv)、客席降りしたり、王太子の死を操っているかのように見せたり(←トート閣下がみたくなるじゃないか)、黄色い旗振ったり、お誕生日ケーキ状態のろうそく(←私は心の中で「祐一郎さん50歳おめでとう!」と言ってましたが)の前で寄り目でユラユラしたり…要らない気が…。

特に井上フェルセンの「なぜあなたは王妃なのか」のソロの最後にトロちゃんがのそりと現れたのには「ここで出てこんでヨシ!」と思ってしまいました。ああああ愛する祐一郎さんに何て事を!!

でもあそこは井上フェルセンの渾身の歌と演技を堪能したい場面なんだよお。そこに祐一郎トロが出てきたらどうしても気が散るんですよーっ。



そもそもカリオストロ・ボーマルシェ・オルレアンと狂言回し的ポジションが3人もいるのが多いと思うのです。公平に作品として考えるとボーマルシェに集約すべきなんだろうなあと(汗)。

とはいえ「祐一郎さんがいなかったら華やかさが足りない」というのは本日同行した母の言であり、私も祐一郎さんが出ていなかったらこの作品をリピる事はできないので(本音すぎ)、要は「山口祐一郎」をもっと効果的に使って欲しいのです。



最初の登場シーンと「7つの悪徳」のシーンはすごく好き。

あとは歌うシーン以外は出てこなくても構わないので、その代わりにギロチンの後のラストシーンでこの作品の主題となるようなリーヴァイ節の大ナンバーをドッカーンと歌い上げてくれれば、今よりもっと「全てはわが手中の珠の出来事」な感じにまとまると思うんだけどなあ。カテコの挨拶大トリも嬉しくないですから!

…栗山さんの演出では絶対に実現不可能でしょうけれど…(嘆息)。

山路ボーマルシェが「7つの悪徳」の後で下手階段で水(酒?)を飲んで休憩するアドリブシーンで「(こんなにアドリブ長くやっちゃったら)また後で言われちゃうなあ…」と言ったので「やっぱり演出すっごく細かいんだろうな…遊べないんだろうな…」と思って笑う事ができなかったです…。



そういえば「最初はもっと叙情的だったクンツェさんの台本をカットした」だの「クンツェさんの台本に200箇所も付箋をつけた」などとインタビューで述べている為に相当非難を浴びている栗山さんですが…。

私としては上演時間4~5時間などという到底上演不可能な脚本を提示するのもなんだかなあと思いますし、東宝からの頼まれ仕事であっても自分の名前をクレジットに出す以上はどれだけ付箋をつけられようとも妥協するべきではないと思っているので、今回についてはクンツェさんについても多少がっかりした感は拭えないのが正直な所です。大好きなんだけどなあ…他のクンツェ作品…。




音楽についてですが。

2回目で落ち着いて聞いたら、やはりリーヴァイさんというかキレイなメロディが多いんですね。ただお持ち帰りが非常に困難…。本日何とかお持ち帰りできたのはジョゼフ王太子の歌なんですけど。

「♪ダンダダダーン ギロチンはやめて~」「♪血だらけええええーーー」

……これが頭の中で鳴っている状態なのは不健全だなあ(苦笑)。

あの歌、子役さんに歌わせるとは思えない難しさですよね。初日の桝井ジョゼフも本日の川綱ジョゼフも歌いこなしていたのがすごかったです。



それ以外に断片的に覚えているメロディーを頭の中で反芻すると、なんだか無性に「M!」が観たくなる私です。ダースベイダーのテーマの如く、トロちゃん登場時に流れるイントロ。あれを聞くと反射的に「残酷な人生」の前奏部分(♪風がロウソク吹き消し夜の帳が下りる、の直前)が蘇るんですよー。あああ「M!」観たいなあ。「MA」のメンバーでそのまま上演出来そうなので尚更渇望…。



井上フェルセンの熱烈チュー。B席から観た時は「おおおっ」と思ったのですが、前方席で観るとですねえ…あれは目のやり場に困りますよお?いやでもあそこは井上ファンの大事な萌えシーンですし、作品唯一のお色気シーンだし、何より凱旋公演で今さんがこれを!?となると楽しみで仕方が無いという不純な動機があるのでカットしてもらっちゃ困るんですが(笑)。

同様に凱旋公演で綜馬さんのオネエ言葉が聞けるのも相当楽しみだったり。



ただ夫が処刑された直後で、子供達がいるのにあれはデリカシーなさすぎやしないですかっ?とは思う…。今日は玲奈ちゃんが子供達を後ろ向きにさせてましたけど(マルグリットがそういう気遣いするのもおかしいっちゃおかしいですが)、初日はそれがなかったので「ちょ、ちょっと!子供見てますからーーっ!!」状態で相当気まずい事になってました(苦笑)。



アントワネットとマルグリットが異母姉妹の様に匂わせる必然性をどなたか教えて下さいっ。「流れ星のかなた」という曲だけでなく、アニエスが「御使いの人が学費を持ってきていた。多分ウィーンから。」ってめちゃくちゃ伏線張ってるにも今日気がつきました。私にはその必要性が全然ワカランのですが…。マルグリットがあれでアントワネットが姉なのかも知れないと気がついたわけではないですよね…?同じ歌を知っていたと聞いて情が芽生えたわけでもないですよね…?うーん…。

ブログ巡りをしていたらあの設定が「ラ・セーヌの星」じゃん!という感想をみかけまして。どれどれどんな話?と思って調べたら…うわーホントこれ同じだし(苦笑)。というかこのアニメかなり見たいかもー!



「ベルばら」の弊害なのでしょうがアントワネットが夫を「ルイ」、フェルセンを「アクセル」と呼ぶのにバリバリ違和感を感じてしまうんですよねえ。これは私の全く個人的な問題ですけど。

でもやっぱり「ルイ」よりは「陛下」とか「あなた」の方がしっくりきませんかねえ。

フェルセンも「アクセル」と呼ぶならむしろ「ハンス」じゃなかろうかと。そういえば劇中でフェルセンは自分の事を「アクセル・フェルセンと申します」と自己紹介してましたけど、「いやいやあなたの正式な名前はハンス・アクセル・フォン・フェルセンでしょー略しちゃいかんでしょー」と心の中でツッコミを入れる「ベルばら」ファンが1人…。



ふああ我ながらよくこれだけ書いたなあと…。

繰り返しになりますがキャストの皆さんはホント素晴しいと思います。世界初演のオリジナルキャストに相応しいレベルの高さだと。

そして今日同行した母は凄く満足して楽しんでくれたみたいです。「みんな歌が巧いね」「衣装が豪華で楽しい」「やっぱり山口祐一郎はイイ声だわねえ」というのが主たる感想でした。なので色々書きましたけどこの作品にとても感動して、すごく好きだから何度も通いたいなあと思う人も沢山いるだろうなあと思ってます。

私ももうこれでモヤモヤしていたものをほぼ全て吐き出したので、次回以降は好きな場面を楽しみに通うだけです。祐一郎さん出演の舞台にしては珍しく、手持ちチケは後2枚(+凱旋1枚)なんですけどね。増やすかどうかは現在微妙な状況です。

11月末に「TdV」のCDが届いたらそれで満足しちゃうか、もしくはCD聞いたらやっぱり祐一郎さんの生歌が聞きたいっになるか、それ次第かなあと。ただ増やすとしてもB席かと。やっぱり13,000円払って血塗りギロチンは…ちょっと厳しいのがやはり本音です…。





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