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11/1「MA」マチネ(初日)

本日の初日終演後、私は真っ直ぐ帰ってきたのですが楽屋口はトンでもない事になってました(汗)。祐一郎生ヒゲ姿を拝むのはまた別の日にということで。B席より終始オペラグラスを構えての観劇だったのでもー腕がダルダルです。当然カテコも長かったので拍手しすぎで掌も少々痛い…。



まずネタバレにならないカテコから。



山路さんの仕切りで「我らが王妃から一言ご挨拶申し上げます」と。で、涼風さんが挨拶されたのですが……非常に真面目な挨拶だったので逆にあまり覚えられなかったです。ううう鳥頭ですみません…。スタッフ・共演者・お客さんに対する感謝の気持ちと、これから2ヶ月間気を抜かずに頑張りますという様な内容で。「舞台は1人では作れません」等と、タイトルロールでいながら群像劇であるこの作品に対する気遣いをされているのも感じられました。

さすがに感極まっていらした様で、途中一瞬言葉に詰まって「コラッ!」とゲンコツで自分の頭を叩いていた涼風さん……その空気が超天然系というか……宇宙人系(汗)?涼風さんってフシギちゃんキャラだったのですねえ…。



でその後再び山路さんが仕切って客席のクンツェさん・リーヴァイさん・栗山さんが舞台上中央に。個人的なことですが…クンツェさんのロマンスグレーっぷり、秘かにファンです(笑)。今日も黒のスーツ・黒のシャツ・黒のストールと色は統一されているのですが異素材のものを組み合わせていてオシャレだーっ!!御三方からの挨拶はありませんでした。



ちなみに祐一郎さんのカテコでの立ち位置は基本的に最上手です。祐一郎さんには珍しく最初からお手振り&スタンディングを煽るなどゴキゲンモードでした。今日は初日だけにカテコの回数も多くて中央・下手にも行っていましたが、普段だと上手側だけで終わる可能性が無いとは言い切れないのでお心づもりを!



その後送り出しの音楽。踊る指揮者・シオティを以ってしてさえ「手拍子」は起こらない曲調なのですよねえ……その点「エリザ」や「レミゼ」は本編は重めでもカテコが楽しく盛り上がるのが良かったなあと…。

で、音楽が終わった後も鳴り止まぬ拍手にキャスト&御三方再登場。この時祐一郎さんがリーヴァイさんと手を繋いでいて「ああやっぱり仲良しなのねえ」と微笑む私。

ところがあれ…???主役の涼風さんがいない……一瞬何かあったのかと思ったのですが、単に衣装替えでした。当然ながらマリーの最後は処刑される姿でボロボロですからね。それを輪っかのドレスに着替えてご登場。



舞台袖から中央に歩いてくる涼風さんを「あいや暫くーー!!」と騎士ポーズ(片膝つくアレです)で留める祐一郎さん。何をするのかと思ったら舞台上に積もった紙吹雪をマントをバッサバッサと翻してお掃除(笑)。「さあどうぞー」と王妃ロードを作ってあげてました。

再び袖にはける時に少し離れた位置にいた井上くんがすかさずササーっと歩み寄って涼風さんの手を取ってエスコート!おおおおさすがプリンス!!サマになりますなあ~!!!

2人が仲良く手に手を取っていってしまったので、祐一郎さんは「…僕は…?」と寂しそうに自分を指差してました。朝食を用意したのに気がついてもらえないクコちゃんの仕草と同じヤツです(笑)。それに気がついたリーヴァイさんがからかいつつも慰めてました。そしてがっくりと肩を落としてうつむきながら袖に入る祐一郎さん。「何ならワタシが一緒に!」と思った祐ファンは数知れずでしょう(笑)。個人的には本編のどこよりもカテコのこのシーンが盛り上…ゴホゴホっ。



とまあカテコはこんな感じでした。

以下本編の感想ですが。ネタバレ含むのと少々辛口気味になりそうなので先入観を持ちたくない方は避難して下さい。あ、あとまだ1回目なので演技的な事とか細かい事は何か書いて残せるほど味わいきれておりませんのであくまで「第一印象」という事でご了承下さい。








同じく日本初演だった「TdV」とどうしても比較してしまいます。

演出と舞台美術は怒りを覚える程…はっきり言って観劇史上最悪のレベルでしたが、役者が良かったし何しろ音楽が秀逸!日替わりネタ満載で「今日はどんなだろう?」と劇場に通うのが楽しみでしたし。

かたや「MA」は…前述の記事の通り脚本・演出・美術・音楽…そのどれもが平均点…?



まず脚本。懸念していた通り全体的にうすーーーい感じです…。登場人物・エピソード共に3時間にまとめるにはあまりにも多すぎて、軸になる人物やテーマがどこなのかを絞れていない感じで。

とにかく人物の心理描写に裂く時間が短すぎて…原作や「ベルばら」を読んでいれば想像はつくのですが、知らなければあまりに唐突過ぎるでしょう。逆に読んでいると劇中に登場する史実の説明がダルく感じてしまうという…。



次に演出。客席に座った途端に目に入る見覚えある階段…Vの時と同じ…出ましたよー客席降り!!だからさ…帝劇でこれやられると2階席チケが非常に損した気分になるのですが…。

といいつつですねなーんと祐一郎トロ様の客席降りに狂喜乱舞っ!1幕ラストの「首飾り事件」の場面で祐一郎トロ様が6番扉通路へ降りて阿波踊りの様なフシギダンス(と呼べるのかどうか…)を踊り手拍子を煽ってました!!ざわめく客席の空気が忘れられません(笑)。私の日曜の手持ちチケが6番扉通路近くなので個人的には非常に嬉しいのですけれど。



そしてイリュージョン。………ファントムの杖から出る火花と同じ位ショボイ煙が何箇所か上がってましたけどあれがイリュージョン…?イリュージョン担当の祐一郎トロ様は水晶玉ではなく常時ステッキを携帯してまして。そのステッキを使って2幕で手品!っぽいのを(笑)披露。出てきたのは黄色い旗。……えーとナゼ黄色い旗…?同じ旗なら革命の血で染まった旗とかさあ…。しかもそれが小さい(対祐一郎体格比)ので「横断歩道で小学生を誘導する緑のおばさん」に見えたのは私だけですか…?客席から笑いが起こってましたが…多分やってるのが祐一郎さんだから笑いが起きるんだと思いますが。



更に美術。電飾キター(苦笑)!!日本でのウィーン物=電飾がお約束なのですかっ!?もちろん「エリザ」の様なあんなヒドイ使われ方ではないですけど、華やかな場面(舞踏会や鏡の間)=電飾で演出という意図の様です。どの場面だったか忘れましたが巨大な裸電球みたいなのもありました。

舞台装置は製作発表で高嶋兄が言っていたように「シンプル」でした。これを「抽象的で良い」とするか「質素でツマラン」とするかは個人の好みかと。ちなみに私は後者なのですが(汗)。

照明も含め「直線的」な舞台装置なのは恐らくギロチンをイメージしているのかと思われます。本物のギロチンの方は…ギロチン台の色が唐突に青い色だったのが何ゆえか非常に気になっておりますが…刃が赤くてアントワネットの衣装が白だからトリコロールカラー??



最後に音楽。リーヴァイさん…「レベッカ」に力入れすぎて「MA」は手抜きしたとしか思えんのですが…。動画でアップされている曲以外にお持ち帰りできる曲がゼロだったのがショックでした…。

全編ほぼ歌なのですが、ナンバーがどれも短くてあれだけ歌唱力のある人が揃っているのに「充分に聞かせられないまま」終わってしまい、ハイ次の場面!というパターンが多くて…。特に楽しみだった祐一郎トロ様の歌は超難解で全然覚えられんー(泣)!ノれないーー!!

製作発表で鳥肌だった「心の声」も曲は大好きなのですが、想像では客席に乗り出す様な迫力でナンバーが終わって拍手喝采!!だったのに、最後ワントーン上がって曲が盛り上がり始めたのになぜか役者は舞台後方に徐々に下がっていくという…謎の演出でした。うむー。



ふう~後ろ向きなことばかりですね…。もちろん楽しめる所も沢山ありましたよ!

涼風アントワネットが断頭台に登る前に髪を整えて微笑む表情とか。

禅さんが猛烈にラブリーでしかもめちゃくちゃ泣けるし。

井上フェルセンの熱烈チューを思わずオペラで凝視(オイ)とか。

土居アニエスの心が洗われる様な澄んだ歌声とか。

高嶋オルレアン…公爵というか完全にルキーニでしたが(笑)の強烈ヴィジュアルとか。

山路ボーマルシェのコミカルな演技とか。…そういえば山路ボーマルシェが高嶋オルレアンから報酬を受取るシーンが2回あったのですが2回とも失敗して受け損ねてた…相性悪いのですかーっ(苦笑)?



そしてマイラブ祐一郎さん。

なんと…カテコの順番が大トリだった。タイトルロールのアントワネットより後ってどういうことだ!?ああああ他の役者さんファンから反感買いそうで心配ですよ…。本編でも「ヘンな顔」してみたり、寄り目したり…栗山さんに怒られないかも心配だよ…。

でもですねえ。そのカテコでお辞儀した後のマント捌きが超絶に美しくて萌えましたっ!!

カテコ以外でも祐一郎トロ様は常にマント着用です。しかも史上最長と思われるすんごいマント!ただフード着用や後姿だけの場面も多くて「舞台上にいるけど顔が全然見えん」率高し(泣)。その分手の演技が際立ってましたけど。腕の動きは相変わらず変だけど(ファンの言う事か)手の動きは美しかったですよ。うん。

そういえば後ろ向きに立ってマントを広げてフシギなダンス…というか左右にユラユラ揺れている祐一郎さんを見て「何かを思い出すなあ。…1人ワン・バイ・ワン?」とか考えてた私です。もしくは黒い一反もめん…妖怪かよ!!



というわけでかなーり辛口感想になってしまいましたが(汗)、あれほどヒドイと思った「TdV」も最後には楽チケ求めて窓口に並ぶほどハマったので、2ヵ月後の楽日には「初日にあれだけヒドイ事言ってごめんなさい」と謝れる様になればいいな…と期待を持っております。次回は笹本マルグリットなので違いも楽しみにしたいと思います。











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