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8/4「ライオンキング」マチネ

実は「ライオンキング」は苦手な部類の演目に入っていました。

冒頭の「サークル・オブ・ライフ」では鳥肌立ちまくりで感動泣きなのですが、そこが感動のピークで後はぶっちゃけ長いなあと今までは思ってました(汗)。そんなわけで4年振りというご無沙汰になってしまったのですが、お目当ての下村スカーは勿論の事、舞台そのものに非常に満足~!だったのが自分でも驚く程。

特に前回までは「アニメを実写で表現するとこうなるのか」という視点でしか捉える事が出来ていなかった舞台美術に今更ながら大感動でした。あの発想力と表現力はちょっと他の舞台では観られないですよねえ。それが少しはわかるようになったのは、趣味=観劇として色々な舞台を観てきて少しは鑑賞眼が鍛えられたからなのかなあなんてちょっと嬉しくなってみたり。

しかしながら2幕で水が枯れていく演出(水を模した布が舞台中央の穴に吸い込まれていく演出)に「あーユダの裏切り穴だーっ!!」とウレシクなってしまうあたり、やっぱりこの夏は「JCS」一色な私であります。



我ながらビックリのピンボケ写真(1つ前の記事参照)な下村スカーパネル。劇場入り口に「スカーと一緒に写真を撮れるよ!」的な立て看板まで出ているのに、いざ2階席への階段を上がった所にあるパネルの所に行ってみたら周りに誰もいなかったですよ?下スカーちょっと寂しげ(笑)。

ホント冷静に考えればスカーパネルってのは有り得ないですよねえ。普通の子供ならヒーロー役のシンバか、3の線狙いでティモン&プンヴァと撮りたいでしょう。しかもこのパネルはシモムラキングの時だけなんですよね?完全にオトナの四季ヲタ向けのサービスですなあ。



そのお目当ての下様スカーは最高!の一言に尽きます。シニカルでいながら色気と哀愁があって…悪役が良いと舞台が締まりますねえ。マスクの動かし方もさる事ながら、顔芸が凄すぎて目が離せない!下様スカーの表情のつけ方とか見得の切り方とかを観ていると歌舞伎を思い出しました。確かご本人も歌舞伎好きだし日舞を習ったりしているんですよね?所作が流れる様に美しくてキマルなあと惚れ惚れ。同時に先日BSフジでやっていたジュリー・ティモアの特集番組で、LKのマスク・パペットの動きが人形浄瑠璃にヒントを得ていると言っていたのを思い出して確かに!と得心しました。

ハイエナ達の「愛」とか「好き」とかいうキーワードにいちいち嬉しそうな顔をするのもカワイイし、お得意のバトン回しもあるし、下スカーが出ているシーンは他はそっちのけで観ていた為ハイエナダンスも記憶にありません(笑)。



深水ムファサには泣かされましたよーっ。歳を取ると涙腺が弱くなってイカンですねえ。もうムファサとシンバの絡みのシーンでは終始目頭が熱かったです。特にシンバに「僕たち仲良しだよね?ずっと一緒だよね?」と言われた時に一瞬胸を衝かれた様な表情になる所が堪りませんでした。

ただ谷底で横たわるムファサの亡骸…K列からでもハッキリ判る程お腹が大きく上下していて到底死んでいるようには見えませんっ(笑)。いやー熱演の後だから苦しいのはわかるんですが、邪念タップリの私の様な観客にはシンバの「ねえ起きてよ」という台詞がやけにリアルに感じてしまいました。お父さんが酔っ払ってリビングの床で寝ている様な光景に見えちゃったんですもんー。泣く所なのに何やら微笑ましくなってしまった(汗)。




以前2回観た時には「早く大人のシンバが出てこないかなあ」と1幕の間ジリジリしていた記憶があるのですが、今回ヤングシンバ役の岡田勇太くんが本当に素晴しく、「イヤーまだ大人にならないでぇー!」と思いました(笑)。せっかくなら名前を知っているチビルド苫篠くんやセリョージャ夏目くんに当たったら良いなと思っていたので観劇前は残念だなあなんぞと思っていたのですが、そんな自分を平身低頭土下座させたい位凄かったです。滑舌が良くて歌も台詞もハッキリ聞こえるし、歌も高音まで地声でスパーンと出るし、動き(ダンス)も小気味良くて感心しきりでした。

ヤングナラ役の天野咲ちゃんは私の想像よりもお姉さんキャラなナラでしたけど、こちらもまた歌巧っ!そういえば今期の「レミゼ」も子役さんはみーんな巧いですよねえ、最近の子供は凄いなあ。



瀧川シンバ。ぶっちゃけかなり身構えていたのですが(汗)、私には殆ど訛り感じなかったです。全然問題無し!というかむしろ好きだなあ。身軽なジャンプとか見ていて清清しいし、それに反して顔つきや声に柔らかさがあってそこがいかにも虫を食べて育ち、ナラに負けるシンバらしくて(笑)。しかしあの動きを北澤さんがやるのかーとここでも邪念が…。「心配ないさー!!」て着地した途端に足を捻挫しそうだよ(←大失礼)。



逆に評判の良い熊本ナラは個人的にはもうちょっと…でした。高音になると声量が落ちるものの歌は迫力あって良かったし、台詞回しも良かったんですけど、動きがぎこちないというか…。んーでも猫でも拝見しているし、その時は何も感じなかったので私の気のせいかもしれないのですが。体に力が入ってるなあという感じがして、雌ライオンらしいしなやかさとか柔らかさが欲しいなあと思ってしまったので。



その他ラフィキにザスにティモン&プンヴァにハイエナs…皆巧かったなあ。これだけロングランをしているし、学生団体等で定期的に集客が見込める作品なのでアレレなお試しキャストが少しは混ざってるのではと失礼な事を思っていたのですが観応えありまくりでした。むしろ今は猫屋敷の方が停滞気味というか守りに入っている気がします(汗)。人手不足だから守勢に立ってしまうのも致し方ないのですが。



というわけで4年振りの「ライオンキング」感想でした~。





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