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4/8「マリー・アントワネット」マチネ(貸切公演)



本日はO●Cカードの貸切公演でしたので、カテコのレポから書いちゃいます。

貸切挨拶の前の通常カテコですが…博多座公演からマリーがドレスに着替えて登場する様になったと聞いた気がするのですが、処刑された時のままの格好でした(汗)。挨拶の時には早替えされていましたが、やっぱりカテコでは華やかに着替えて欲しいと思う私です。

今日祐一郎さんの隣に立っていた治加来ジョゼフが袖に引っ込む時にトロ様の真似をして、自分の上着を翻して遊んでいたのが可愛かったです~。



通常カテコが終了して送り出しの音楽が演奏された後、涼風マリー・新妻マルグリット・祐一郎カリオストロが登場。祐一郎さんてば両手をマントの下にしっかり隠していて、何か仕込んでるのがバレてますよっ(笑)!

まずは涼風マリーからご挨拶。「O・●・Cカード会員の皆様…」と言いながら人文字をやってました。このO●Cの人文字、私が一番最初に観たのは2004年「エリザ」の祐一郎トートだったのですが、それ以来恒例になっている様な。井上くんも「M!」の時やっていましたし、ついに王妃様まで…(笑)。

ご挨拶の内容は至って真面目なもの。11月の世界初演以降各地を回って、手直しを加え新曲を加え新しいキャストをカンパニーに迎えて進化した「MA」をよろしくお願いします。是非何度も足をお運び下さいという様な内容でした。



続いて新妻マルグリット。「本日はハプニングもありましたが…これから2ヶ月怪我の無い様気を引き締めて頑張ります」と。そうなんです。今日は新妻マルグリットがラストで倒れたマリーに駆け寄る所で足を滑らせてスッテンと転倒し、マリーの横にスライディング。この為、いつもなら立ち上がった状態でマリーに手を差し伸べる筈が、とっても親身に介抱する形になっちゃっていました(笑)。演出的にはアリかなあと思いましたが、転んだ時の音が凄かったので一瞬「大丈夫か?」と客席が凍ってましたね~。カテコの挨拶で自らネタにされる位なので何事もなかったのでしょう。良かったです。



そして締めは祐一郎カリオストロ。

いつも通りちょっと考え込む様な間を取って客席を笑わせてから、「O●C宣伝部…係長の山口です」と自己紹介。あれ?確か「TdV」のV●SA貸切の時(エリザかも…)は「宣伝部長」じゃなかったですか?降格しちゃったのですかーっ(笑)!?

その後「前回は錬金術師として未熟だったものですから(カード会社のロゴのボードの)青い色を変えられなかったのですが、全国公演を経て修行を積んできたので本日はその成果を皆様にお見せしたいと思います」と。そしてマントの下からゴソゴソとボードを取り出す祐一郎さん。取り出されたボードはトロ様の錬金術により、「O●C」の「O」の文字の内側が黄金色になっていました。び、微妙だ…(苦笑)。でもこういう事を嬉しそうにやってしまうカワイイ祐一郎さんが私は好きだーっ!(←落ち着け)

肉眼ではよくわからなかったのですが、お皿を金色に塗って貼り付けたみたいな感じでした。小道具スタッフさん、毎度お疲れ様です(笑)。



で本編ですが。新曲以外にも歌詞・セリフ・衣装などあらゆる部分に対して前回帝劇公演から変更が加えられていました。作品そのものが劇的に変化したわけではないですが、全体的に柔らかい印象になった気がします。以前は怒り・憎しみ・哀しみといった負の感情が全編に溢れていて聞いていると辛い事もあったのですが、その印象はかなり緩和されていました。各ナンバーの切り方も拍手し易い様に変わっていて、以前よりミュージカルっぽい、良い意味での「軽さ」が出て来た様に感じました。



人物描写ではマルグリットが一番変わったなあと思いました。以前の革命闘士なイメージはかなり薄くなり、力無き少女が革命に翻弄され迷いつつも本当の正義を本当の自由を求めて進んでいく…観客の視点に近づいた存在になった気がしました。マルグリットが比較的わかり易い問題提起を行う、つまりある種第3者的な立場に変わった事で、作品タイトルを「MA」ではなく「マリー・アントワネット」とした意味に相応しくなったなあと思いました。アントワネットの生涯がまず軸にあり、彼女に関わった人々の様々な価値観を描いていく群像劇…そう感じました。



具体的な変更点を挙げるとキリがないのですが、カリオストロの歌詞は半分位変わっていたのでは。「錬金術」よりも「歴史は繰り返す」というフレーズが印象に残るようになりました。

マリー処刑前後のシーンも…ここは作品の核ともいえる重要なシーンだと思うのですが、ここも半分以上歌詞が変わっていたと思います。以前は「誰がするの同情なんか」と強がっていたマルグリットが「迷い」を前面に出す様な歌詞になっていました。



「意味がわかり難い」と思っていたセリフも悉くカットor変更。

「わたくしは神ではない」が「神ではないわ」に変更になってマリーの自己中心加減が軽減。

首飾り事件の「マドモワゼルマルグリットはずっとマリーアントワネットになりたかったのだ」は普通に「マルグリットを身代わりに使う」に変更。

ロアン釈放時の「自分達の最も尊敬する人物の投獄を」は「王妃ではなくロアンの味方をした」(←ウロ覚えですが)とシンプルに変更。

フェルセンの「貴女の王妃としてのプライドはその代償に…云々」はバッサリカット。やっぱりね…(苦笑)。

セリフの変更点の中で一番良かったのは、裁判で侮蔑的な告発を受けた際のマリーの返答でした。以前は「あまりにも許せない。殺すなら殺しなさい!」とやや自暴自棄な感じでしたが「答える価値もない。それが答えです。」というセリフが加わって、マリーの凛とした強さが感じられるようになったと思います。



そしてカリオストロの新曲「ILLUSION-或いは希望-」。2幕ルイ処刑後ボーマルシェの「かけられたのはギロチン!」の後に挿入されていました。代わりにカットになったのはその後に続く2回目の「王と王妃~」のフレーズの部分だけだったので他の役者さんには影響の無い範囲でした。




で、その新曲ですが。長さは「幻の黄金」と同じ位でしょうか。これまたとんでもなく難しいメロディで、内容は「もはや私にも歴史をとめる事はできない」とか「人々は何を見たのか自由か幻か」みたいな???スミマセン全然覚えられませんでした。まさに祐一郎さんにアテ書きされたのであろうと感じる、祐一郎バズーカ炸裂の歌でした。

が…作品上必要性があるかというと…えっとそのやっぱり?…ゴホゴホッ(汗)。なんだか曲調がこの曲だけ浮いている様な…ギターサウンドがかなり入っていて何ゆえ突然ロック風なのですかっ??重たい2幕のストーリーの中で休憩時間みたいでした。良くも悪くも…。



その他の祐一郎トロ様。2幕冒頭でもロウソクの前でも寄り目はしないし、黄旗も振らないしで少し大人しめ?と思いましたが、その代わり「もしも」のシーンと客席降りがめちゃめちゃラブリーなトロちゃんでした。

「もしも」ではニカっとチェシャ猫の様に笑うのではなく、ゆっくりと目を伏せながら色っぽーい殺人微笑!!ああ…やっぱり生祐一郎はヤバイ。ヤバイですよーっ!

客席降りは以前の様に通路奥まで走るのは止めて、C列辺りで両手を高く掲げてアッサリUターン。その後は自分を観ているお客さんに対し「僕?僕じゃなくって向こうだよ向こう観てよ~」とパントマイム。と思ったら上手前方客席に向かってにゃんこバイバイしちゃったり。…カワエエ(萌)。



しかしそんな祐一郎ファンの私でも今日はろっく次男・三男の方に心を奪われてしまいました。

まずは三男・今フェルセン。ほ、惚れそうでした…(汗)。めちゃくちゃカッコよかったんですよー!!元々今さんは長身美丈夫なのでヴィジュアル的にイケてるというのもありますが、大人の男の色気と包容力がもうもうもう!!

井上フェルセンは「マリーに恋をしている」。

今フェルセンは「マリーを愛している」。

個人的にはそんな印象でした。どちらもそれぞれの年齢に合ったフェルセン像だと思いますが、私は今フェルセンの方が好みでしたねえ。今フェルセンが相手だとマリーの我儘さが緩和されるのですよね。それに「頼りがいの無い夫」に対比してフェルセンに心惹かれたのが凄く納得がいくというか。



とか真面目に書きつつも、実のところは今フェルセンがマリーを抱きしめる仕草にトキめいたというのが本音だったりしますが(爆)。いやはや何なんでしょうねあのカッコよさは!!「全てはあなたに」のラスト「道を~♪」の前にマリーの肩をグッと抱き寄せる仕草とか。

「私は王妃様を愛しております」とマリーを抱きしめて頬を寄せる仕草とか。

…イカン…ホントに堕ちそうです…。踊れる人だけあって身ごなしも美しく、マントを脱ぎ捨ててマリーに駆け寄るシーンは絵の様に美しかったです…ああ(溜息)。

マリーとのその…激しいアレも井上フェルセン程「マズイものを観てしまった」感が無かったのもやはり年齢の釣り合いが取れているからでしょうか。「ピッコロが卵を吐き出す音にソックリ」と言われていた慟哭のシーンも控えめで安心して観れました。

あと「愛した事だけが」のマリーとのデュエット。井上フェルセンは開幕して暫くは声量の調整が巧くいかずにマリーの声がかき消されてしまう事がありましたが、今フェルセンだとマリーとフェルセンの歌詞が両方ともハッキリ聞き取れたのでビックリしてしまいました。声質的には今さんの方が井上くんより低いと思うのですが、高音部分も無理なく出てましたし。いやあこの「MA」で確実に今さんファンが増えますよこれは!!…って当の私が既に片足を踏み出しているわけですが(汗)。



そして真打ち次男・綜馬オルレアン!!!

綜馬さんに関しては事前情報を入れないほうが絶対に楽しめると思うので、今後観劇予定の方は以下避難する事をオススメします。










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