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ゲキ×シネ「髑髏城の七人~アオドクロ」

すっかり時間が経ってしまいましたが…今回のゲキ×シネでは4作品を全てを制覇した私ですが、個人的には「アオドクロ」が一番好みでした。(メタマクは別格なので除きますが。)上演時間200分という長丁場でしたが、新感線らしい勢いのあるストーリーに染様の様式美、そしてとにかく笑い満載であっという間でした。

上映が始ってすぐ、役者が花道から登場したので「ほう~演舞場でやったのかあ~」と思いきや、直後に映った見覚えのあるガウディ建築の様な壁…えええーっ!!日生劇場っ!?日生劇場の下手側客席を数列潰して強引に花道を作っちゃってるんですねえ。あの椅子って自由に取り外しできるのか…と芝居とは関係ないところで初っ端から驚愕しました。



ストーリーは「アカドクロ」と同じなので展開もオチもわかっていたのですが、最初に「本能寺の変の説明」を挿入したり、髑髏城と小田原城の位置関係がスクリーンで説明されたりと、日本史に詳しくない人でも分かり易い様に工夫されていました。

「アカドクロ」とのちょっとした演出の違いも面白かったです。「あれ?アカと違う設定だけどどうやって繋げるんだろう?」と思いながら観ていると、最後ピタリと帳尻が合うのが快感で。巧いっ!!と膝を叩きたくなりました。役柄も演じる役者の個性に合わせてアレンジされていて、各人の魅力を発揮できる見せ場がきちんと作られていたのもさすがでした。



それを一番感じたのはこぶしの忠馬の佐藤アツヒロさん。1人だけ無駄にローラースケート履いてた(正確には一昔前に小学生に大ブームだったヒーリーズという踵だけで滑るやつですが)ので登場した瞬間に噴きました。更には手下を引き連れて花道を去る時のテーマソングが「♪夢はフリーダムフリーダムシャボンのように~」ですから私の様な光G●NJI世代にはたまらないです(笑)。何で戦国時代にローラースケートなんだよ!というツッコミは無粋ってモノで。こういう新感線のネタの拾い方、私大好きなんですーっ。

観る前は「じゅんさんと同じ役だなんて分が悪いよなあ…」などと余計な同情をしていたのですが、泉見さんばりの滝汗流しながらの熱演、とっても良かったです。



でもメインキャストの中でダントツに好きだったのは裏切り渡京の粟根さんカンテツの三宅さん!

渡京のあの衣装(茶色地に黄色の丸模様)がゴン太くんに見えて仕方が無かった(笑)のですが、コロスケ君(注:ソロバン)と独り遊びする姿に心底ドン引きでしたよ~!あ、コレ褒めてるんですけどね(笑)。粟根さんってちょっとオ●クっぽい役というかヘンな嗜好を持つ人の役に妙にハマるなあと。そういえば渡京がナナメ掛けにしていたカバンにJALのマーク(っぽいの)がついていたのは何故なのでしょう。気になる~!や、やはり副音声付のDVDを買えという事なのかこれは。



カンテツの三宅さんはもう勘弁して下さいーっ!!ってぐらい笑わせてもらいました。贋鉄斎から名を譲り受けるシーンでは余りのタメの長さに、毎日一緒に演じているはずの染様でさえも堪えきれずに客席に背を向けて笑っちゃってましたもんねえ。個人的には天魔王を倒しに行く超ドシリアスな場面なのに額についている「濁点」が正視出来ないほどツボりました。今でも「田中さん」という名前を聞くと思い出し笑いをしてしまうぐらい後遺症が重症です。「宝塚BOYS」にもご出演との事で楽しみが増えました。






極楽太夫の高田さんも良かった~。アカの酒井さんはキュートでしたけど、高田姐さんの貫禄は別格ですねえ。下着か!?と思う様な露出全開の衣装を物ともせずに着こなし、全く物怖じしない度胸のよさ。まさに逞しい~っ。



染様は捨之介よりも天魔王の方が魅力的だったかなあ。あの妖しく冷酷な美しさ。色悪な染様のほうが個人的には好みです。でも捨之介も予想より良かったです。実の所、染様の様な二枚目があの役を演じたら…何せ「俺以外の男が女を泣かせるのを黙ってみていられねえんだよ」とか胸キュン(…)なセリフをサラリと言っちゃう役なので…気障な色男になっちゃうかもなあと思ってたのですがそれも杞憂でしたし。それに信長の影武者(←超ネタバレなので隠してみました)というヴィジュアルにはどう考えても染様だよなあと。いや影と言うのは役割の事であって別に身代わりだったという意味ではないのはわかっているのですが、どうしても歴史上有名な癇の強そうな細面の顔が浮かぶので、古田さんの時はどうもイメージが…と思ってしまったので(汗)。そういう意味では97年のドクロも気になるんですよねえ。古田さんが若くて細いし(笑)、高田さんもじゅんさんも出てるしなあ。…ドクロBOXの件は夏のボーナスが出たら考えます。うん…。



全てに触れるとキリが無いのですが、兄者の仁平のキタナサ(コラ)がアップしてたのも笑いました。アカでは裾の短いいかにも農民っぽい衣装でしたけど、アオでは金太郎みたいな前掛けに羽織を羽織っただけの涼しそうな姿で。…つまり腹と尻が見えてるわけなんですが、あの兄者に浣腸するのは勇気がいるよなあ(笑)。また浣腸された後のタメが長すぎて、舞台上の役者が全員素で笑ってましたねえ。DVD収録日だとわかっててワザとやったんでしょうか。

後アカではその体のキレ具合から名乗らずともわかった服部半蔵がものすごくメタボリックな外見になってましたねえ。あれで忍者の頭領はないだろうと思いましたが(苦笑)。



最後に1つだけ個人的難を言えば、天魔王の殺陣のバックコーラスは無い方が良かったです。天魔王にはもっと冷酷無比に斬り捨てまくって欲しかったので、刀の効果音だけでシンプルにした方がより映えるのではないかなあと思いました。でも「人を殺してるのに幻想的な美しさだ」と思ったので、染様の個性に合わせての事なのだと思いますが。



ゲキ×シネは「SHIROH」の再延長が決まったそうですが、私的には「アオドクロ」を延長して欲しい~。もし今度上演があったら今度は絶対友人を連れて行くんですが。「アオ」はシアターの座席数が少なすぎて希望日程が取れなかったので誘えなかったんですよねえ。今回「メタマク」だけ友人を同行したのですが、今まで色々連れまわした舞台作品の中で一番ウケが良かったので、してやったりな気分な私であります。お芝居のチケットは高いですから普通の人はそうそう気軽に誘えないし、誘ったとしても楽しんでくれたかどうか感想が気になってしまうので、ゲキシネはお手頃で布教活動(?)にもピッタリでした。是非他の作品も上映して欲しいです。とりあえず「朧」を今年上半期中にーっ!!





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